永康街から中正紀念堂まで歩く2~台北126
▼さらに進むと右側には,i-Phoneを扱う携帯電話キャリアの会社が見えてくる(中華電信國際通信)。入口の前には牛が居座っている。牛のキャラクターといえば,台湾のAcerに買収されたアメリカのパソコンメーカー「Gateway」を思い出すが,それと何か関係があるのだろうか。歩道を歩いていたら,オブジェとはいえいきなり牛が出てくるとかなりのインパクトがある。【2013/6/1(土) 午後 7:36】 |
↓突如現れた「牛」

やがて,大きな建物はなくなり,住宅地に入ってきた。平屋の住宅が並ぶ。ひっこんだ路地にも,古めかしい家々があり,古くからの住宅地であるらしい。道路を隔てた家(機械設備の店らしい)の屋根には,七福神の置物などが載っている。台風が来たら飛ばされるかもしれないのに,大丈夫だろうか。屋根以上に建物自体が台風に耐えられるか心配だ。歩くこと15分,ようやく中正紀念堂の敷地の南東の端に来た。ちょっと中正紀念堂の敷地に寄っていこう。2~3分歩くと,ここの朝の風物詩といえる太極拳をやっている人たちに遭遇した。以前来た時は5人のグループだったが,今回は大勢いる。一種の講習会だろうか。大孝門からの中正紀念堂を眺めながら,歩くこと数分で,MRT中正紀念堂前駅の地上出入口に到着した。 |
↓脇道に一歩入ると懐かしい街並みに変わる

MRTの乗り場はどこの駅も地下であれば,地下2階に相当する。MRTの地下駅のつくりはどこも基本的に同じで,地下1階のコンコースと地下2階のホーム(乗り場)が吹き抜けになっていて,地下1階のコンコースからホームが見えるので,地下2階へのエスカレーターを乗る前から,ホームに電車がやってきたかわかるのである。東京の地下鉄はホームの天井が低く,柱などの障害物がやたら多く,改札を入った時点で,電車が入ってきているかどうかがまったくわからない。利用者のことなど全く考えていないつくりである。考えていたら,2つの地下鉄(東京メトロと都営地下鉄)が存在しているはずがない。料金体系のまったく違う2つの地下鉄が1つの都市に存在するのは,世界で唯一東京だけである。東京の地下鉄は,日本のガラパゴスの象徴の一つである。 |
↓開放感のあるホームは台北地下鉄の標準

- 関連記事
-
-
台北駅2013~台北133 2014/08/03
-
青田街の日本家屋~台北130 2013/12/07
-
日本の縁日を彷彿させるレトロな夜市風景~台北129 2013/08/14
-
台北駅の絶景カフェ『Trine&Zen』~台北128 2013/07/14
-
3年ぶりの士林夜市グルメ歩き~台北127 2013/07/03
-
永康街から中正紀念堂まで歩く2~台北126 2013/06/01
-
永康街から中正紀念堂まで歩く1~台北125 2013/05/26
-
台北駅間近のショッピングセンター~台北124 2013/05/12
-
永康街を歩く・後編~台北123 2013/03/09
-
永康街を歩く・前編~台北122 2013/03/09
-
超絶品パパイヤグラタン~台北121 2013/02/11
-
Last Modified :