
海に出る手前を左側に進むとスタンレーマーケット(赤柱市場)である。人がすれ違えるほどの通りに外国人向けの衣料や土産を並べた店が軒を連ねる。屋根はあるので,雨でも大丈夫だ。英語や日本語の看板もあり,観光客専門の市場であることがわかる。ほとんどの店が年中無休か,旧正月のみ休むといったサービスぶりで,クレジットカードの使えない店はまずない。値段は都心部に比べれば安いが(衣類で10香港ドル,リネンなどで8香港ドルくらいから),全体的には地元住民御用達市場よりは多少割高だ。ただし,小さな店が多いながら,商品の種類は豊富でウィンドウショッピングと割り切ればなかなか面白い。日本人もわりと来ているが,ヨーロッパ辺りからの観光客にはとくに人気があり,いつも賑わっている。西洋人が好む商品が目白押しなので,彼らはここに足を運ぶのだろう。シルク製品,カシミヤ,コットンなどアジアっぽい衣料品やリネン,アクセサリーを探しに来るようだ。【2013/1/4(金) 午後 1:35】 |
↓欧米からの観光客が多いスタンレーマーケット(赤柱市場)

日本人をちらほら見かけるのは観光ガイドブックが功を奏しているようだ。日本人にとってみれば,ブランドがあるわけではなし,とくに買いたいものもないかもしれない。雰囲気を味わって,食事して帰るといった日帰り(半日)観光が中心だ。オプショナルツアーにも入っていて,隣のレパルスベイやアバディ-ンなど香港島南部観光が一緒になっている。たぶんスタンレーでの滞在時間は1時間が限度だろう。やはりこのような場所は個人で来るのがよい。時間を気にせず自由気ままに見て歩くことができる。バス1本で来られるのだから,何もオプショナルツアーに頼ることはない場所である(往復バス代は20~25香港ドルほど)。 |

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