スペアーリブと田園風景を満喫できる店~バリ島23
▼豚の丸焼きがお祝い料理であるバリでは,豚のスペアリブも人気だ。豚のさまざまな部位をご飯に載せた「バビ(豚)・グリン」は「イブ・オカ」が有名だが,スペアリブは,ウブド中心部の南側にある「プンディ・プンディ(Pundi Pundi)」と「ザ・ポンド(The Pond)」が人気がある。この2軒は小さな人工の池を挟んで隣り合っている。「ザ・ポンド」の方が「プンディ・プンディ」よりちょっと高級そうだが,値段はあまり変わらない。今回は開放感のある店「プンディ・プンディ」に入ってみた。「開放感のある店」というのは,バリではごく当たり前の,屋根はあるものの壁のない店のことである。つまり外気をそのまま肌で感じることができる,常夏のバリだから存在する造りである。表通りから店の中まではすぐで,向かって左側と奥がオープンエアだ。左側は,池を挟んで「ザ・ポンド」なので景色と言ってもいまいちだが,奥(東から南にかけて)は水田が広がっている。【2012/12/1(土) 午後 8:20】 |
↓「プンディ・プンディ」店内

ちょうど田植えの前にあたり,泥水を耕運機で耕す作業が行われていた(田おこし)。田植えの前と言ったが,遠くを見ると,稲刈りが行われた後の稲の根が残されている田や田植えを終えた田も混在し,時期をずらして年中収穫できるようにしているようだ。バリは年に2~3回,米が収穫できるが,何月に植えて,何月に刈り取るといった決まった農事暦はなく,いつでも植えられ,稲が実ればいつでも収穫できるのだ。さて,店の方だが,まだ夕食には早い時刻なので,客は奥にファミリーがいるだけで,閑散としている。左奥の一段高くなった席に座ったので,景色はわりとよい。のどかな田園風景が見えるので,夕方からは混むらしい。店内は木造のバリ建築で,風の通りもよく,心地よい。バリは年中暑いが,日陰は東京の夏よりもはるかに涼しく過ごしやすい。歩きつかれてお腹がすいていたので,お決まりのスペアリブとサテ,そしてガドガド(Gado-gado)を注文した。もちろんドリンクはビンタンビールだ。軽いので,いつでもどこでも飲めるドリンクだ。 |
↓目に優しい田園風景

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