シンフォニー・オブ・ライツ~香港39 - Yukky's ワールドウォッチング
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シンフォニー・オブ・ライツ~香港39

『アベニュー・オブ・スターズ』のある,ビクトリア湾に面したプロムナードデッキは,一日中,人が絶えない。とくに夜は対岸の香港島の夜景が楽しめるから,人出はむしろ増えてくる。このデッキのもう一つの楽しみは毎日午後8時から始まるという『シンフォニー・オブ・ライツ』というショーだ。ショーといっても誰かがテラスの上で芸を披露するわけではなく,対岸の香港島のビルが芸をする?のである。香港島の高層ビル20棟(プラス九龍側のビルも13棟参加するが,九龍側から香港島を見るのが妥当である)に音楽と連動するイルミネーションをつけ,さらに空に光を放つレーザー光線も連動して,音と光のショーが対岸の香港島で繰り広げられるのを見ることができるのである。香港には世界で5番目というディズニーランドもあるが,そのお株を奪うような華麗なショーである。
『シンフォニー・オブ・ライツ』の行われる時間は賞味約13分と短いが,立ち止まって見るにはちょうどいいくらいの時間である。手前のビクトリア湾を遊覧船が通ると少し邪魔だが,ビルがその影に隠れることはない。光と音の派手なショーは香港らしくもあり,香港ならではのエンターテイメントの完成型である。このショーはギネスブックにも載っていて(最も長時間継続されている大規模な光と音のショー),年中無休で旧正月などにはこのショーと同時に花火も上がるらしいので,最高のショーの演出といえよう。九龍のプロムナードデッキからの観賞も抜群だが,ビクトリア湾を航行するフェリーの上からでも眺望は抜群だ。九龍と香港島を結ぶスターフェリーは,ハーバーツアーも行っていて,午後8時に出航するフェリーに乗ると,ビクトリア湾上をクルージングしながら『シンフォニー・オブ・ライツ』を楽むこともできる。【2012/8/12(日) 午後 8:32】

↓『アベニュー・オブ・スターズ』から見た香港島(『シンフォニー・オブ・ライツ』の開始直前/クリックで拡大)
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↓『シンフォニー・オブ・ライツ』開始5分後
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プロムナードデッキで見る場合は,イスは若干しかないし,しかも後方にあるので,そこに座ってしまうと,立ち見の客で見えなくなる。いちばん前の手すりのところで立って見るのがベストだが,すぐに埋まってしまうので,始まる20分くらい前までにはデッキに着いていたい。週末は混雑するので,さらに早く着くことが望ましい。

↓開始9分後…ビルがレーザー光を放つ
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ちなみに,レーザー光線の特性で,光は一定方向からしか見えないので,香港島のビクトリアピークからは見えないとのこと。レーザー光線を放つビルは,香港島に向かって左から,�新鴻基センター(オフィスビル),�セントラル・プラザ(オフィスビル),�香港コンベンション&エキジビション・センター(見本市会場,会議施設),�ホープウェル・センター(複合ビル),�ハーコート・ハウス(オフィスビル),�マスミューチュラル・タワー(オフィスビル),�香港演芸学院(文化複合施設,シアター,ホール),�CITICタワー(CITICパシフィック本社ビル),�クィーンズウェイ・ガバメント・オフィス(政府関係ビル),�中国人民解放軍駐香港部隊ビル(政府関係ビル),�中国銀行ビル(中国銀行ビル),�長江センター(長江集団の本社ビル),�香港上海銀行ビル(香港上海銀行ビル),�香港シティ・ホール(文化複合施設,シアター,ホール),�ジャーデン・ハウス(オフィスビル),�エクスチェンジ・スクエアーI(複合ビル),�エクスチェンジ・スクエアーII(複合ビル),�IFC (国際金融中心)ビル―II(複合ビル),�IFC (国際金融中心)ビル―I(複合ビル),�ザ・センター(オフィスビル)の20棟である。ちなみに�の中国銀行ビルはifcビルと同じくらい目立つビルである。このビルは風水を基に建てられていて,ビルに斜めの線がたくさん入っている。これは竹の生長を表したということだ。香港島を歩いたり,トラムやバスで移動するときにも目印になる。ショーのイルミネーションもこの斜めの線を生かしているので,九龍側から見てもすぐにわかる。ショーが始まってまもなくして斜めの線が輝けば,そこが中国銀行ビルである。

↓船からこのショーを見るのはオススメ!
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