トゥクトゥクで快走~バンコク54 - Yukky's ワールドウォッチング
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トゥクトゥクで快走~バンコク54

category - バンコク
2012/ 06/ 30
                 
タイ名物のオープンエアータクシー,トゥクトゥクは7年前に来たときには乗っていない。ただでさえ,タクシーより高いのに,観光地で客待ちをしているトゥクトゥクになるとタクシーの倍以上の料金になる。だが,街には有り余るほど走っているので,気軽に拾って乗ることは可能だ。タクシーのようにメーターはなく交渉性なので,その結果高ければ乗らなければよい。ドライバーもそれは心得ている。そのためにはタクシー運賃の目安もある程度頭に入れておかなければならない。料金が高いといっても,3~4kmの距離であれば,せいぜい日本のタクシーの初乗りの半額程度までなので,バンコクのタクシーよりも3~4割程度高いといっても,時間を短縮したいなら乗ることをお勧めする。ドライバーも外国人なら高くても乗ってくれると信じて疑わないので,しゃくには障るが1~2回なら物珍しさもあるので乗ってもいいのでは。「それでも高い!タクシーの方がよい。」と思った人はタクシーでも構わないが,観光地を走るタクシーはまだメーター制が定着しておらず,思ったよりも交渉性が多いので料金はトゥクトゥクとあまり変わらないかも。タクシーの交渉でもトゥクトゥク同様に必ず高めの料金を言ってくる。旨く交渉して下げたとしても,本来のメーター運賃よりは高くなることは覚悟しよう。トゥクトゥクと言えばトラブルが絶えないとガイドブック等にも出ているが,それは交渉をきちんとしてから乗らないからだ。着いてから,さあいくら?というと法外な料金を言われかねない。前もって交渉して納得づくで乗れば便利で面白い乗り物だ。【2012/6/30(土) 午前 9:16】

↓庶民の足トゥクトゥク
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さて,このトゥクトゥクはオート3輪車である。前輪が1つしかないので,安定感があまりなく,とくにカーブ時は車体が相当横に傾き,危うく放り出されそうになる。安全に対する指針などはないに等しい乗り物である。スピードもけっこう出しているように思える。トゥクトゥク同士が並んで,競争を行う場面にも遭遇する。タクシーには負けられないといった運転の荒さだ。スリル満点のデッドヒートが同乗の客として体験できることもある。ヒヤッとする場面がなきにしもあらずで,命がいくつあっても足りないと思うことも。いちおう交通ルールを守ってはいるが,すれすれの状態であろう。また,オープンエアーな乗り物なので,熱風が顔を直撃し,また大量の排気ガスを吸うことは我慢しなければならない。気になるならあらかじめマスクを持っていけばよいが,35℃近い中でマスクをすることは暑くて窒息しかねない。エンジン音もけたたましい。マフラーをはずしてあるのか,思いっきりスピードを上げて走っていると,隣同士でも会話できないほどの爆音だ。大型バイクにでも乗っているような心地よさも感じるが,音がバイク音より高めで,軽自動車が回転数めいっぱいにふかして走っているように聞こえる。三輪自動車なのだから,エンジンも小さく,かなり無理して走っていることになる。メンテナンスもたいへんだろう。

↓トゥクトゥクの運転手(客席から)
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↓許可証があるので安心
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↓トゥクトゥク同士並走することも
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↓混み合う街もスイスイと
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↓窓ガラスがないので,車窓を撮る時は写り込みなし
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↓けっこうとばすので被写体がぶれることも
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客を早く目的地に運ぶという点ではトゥクトゥクはタクシー以上だろう。運賃は最初に交渉済みなので,ゆっくり観光でもしてくれると有難いが,当のドライバーにとっては生活がかかっているのだろうから,短時間に多くの客を運ばなければならないので必至である。運転しながら観光客と見れば近寄ってきて客引きをする個人努力も惜しまないが,まったくやる気がなく,カオサン通りで油を売っているドライバーも多々見受けられる。

↓油を売るトゥクトゥクの運転手(カオサンにて)
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トゥクトゥクは1台いくらという支払いで,タクシーと同じである。だから,乗れるだけ何人乗ってもよいらしいが,小さなエンジンなので,4~5人乗れば,スペースといい,重さといい,限界だと思うのだが,滞在中に7人ほど乗っているトゥクトゥクを目撃した。スピードは当然あまり出ないだろう。とにかくこの国には安全基準のようなものは存在しないらしい。中国と似たところがある。いろいろと言われるトゥクトゥクではあるが,ベトナムのバイクタクシーよりははるかにましである。2輪ではなく3輪なので安定感がないといっても,椅子のように座って乗れることは有難い。バイクのスーパーカブに3人乗るなどとんでもないことだが,ベトナムでは日常であった。料金が1万ドンほどだったので,安いことは安いが命あっての旅行である。非常時以外にバイクタクシーは利用しない方がよい。

↓ベトナムのバイクタクシー(ハノイにて)
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