いつでもどこでもプーミポン国王~バンコク53
バンコク現プーミポン・アドゥンヤデート国王(ラーマ9世)は,1927年生まれで,タイでは最も尊敬される人である。タイの祝祭日カレンダーを見ると,4月6日はラーマ1世(現在のチャクリー王朝をつくった人)の即位記念日,5月5日は現国王の即位記念日,8月12日は王妃誕生日,10月23日はラーマ5世(「王様と私」の主人公の息子)の命日,そして12月5日は現国王誕生日と,年間16日の祝祭日のうち,5日は王室関係である。それだけに王室を敬うことは当然のことである。ホテルや商店,食堂などでは,現国王の大きな肖像写真を掲げ,尊敬の念を表している。また一般家庭にも室内には国王の写真が飾ってあるだろうし,大きな家では,ホテル同様,見えるところに大きく貼りだしている。王室を中傷したりすると王室不敬罪に問われることもあるので気をつけたい。とくに外国人に対しては厳しいらしい。公共の場所では朝8時と夕方6時に国歌が流れるので,そのときは直立不動の状態を保持しなければならない。フアランポーン駅などでこの光景は見られる。映画館でも,上映の前にプーミポン国王の映像が流れるので,その間は直立不動らしい。タイに来たらいつでもどこでもプーミポン国王の顔を見ない日はない。【2012/6/29(金) 午後 8:45】 |
↓街中で目にするプーミポン国王

12月のバンコクは5日にプーミポン国王の誕生日を迎えるため,1週間前,すなわち11月下旬からイルミネーションが飾られ,国王の肖像画も一斉に企業や官公庁に掲げられ,一足早いクリスマスのような装いになる。1927年生まれの国王ももう80歳を過ぎた。国民の父と崇められていることもあって,タイの父の日は実は12月5日である。 |
↓国王の顔を知らない者がいないのは当然

2008年8月に発表された世界の王族の資産ランキングで,プーミポン国王は世界一になった。資産が何と3兆円越えだそうだ。ブルネイの王室が一番だと思っていたので意外や意外である。 |

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