バリ島随一の美術館を探索・前編~バリ島15
▼バリ随一といわれるネカ美術館は,ウブドの中心部からは2km以上あるので,中心部から炎天下を徒歩で行くにはちょっと辛い。おまけに途中,チャンプアン渓谷を渡るので,いったん下って,その後は延々と上りである。疲れたころにやっとネカ美術館に到達する。ネカ美術館の界隈はホテルや飲食店が点在するが,緑は多く,ウブドの中心部よりは開放感があって落ち着く佇まいである。ネカ美術館のゲートを潜り,敷地に入る。左斜め前が本館である。大理石の階段を数段上り,本館の入口を入ると右側に入場券売場(インフォメーション)がある。片言の日本語を話す係員がいる。入場料は40000ルピア(2011年)。ネカ美術館はいくつもの建物に分かれ,本館や展示室に隣接する庭園は緑が色鮮やかだ。その庭園を右に眺めながら,渡り廊下を通って,正面にある,緻密なバリ絵画が展示されている建物に入る。渡り廊下には左右にライオンの彫刻が横たわっている。渡り廊下の左側に「ENTRANCE」という案内があるのだが,同時に「入口」という日本語も書かれている。それほど,ここには日本人が訪れるのだろうか?【2012/6/9(土) 午後 9:47】 |
↓ネカ美術館ゲート

正面の建物に入ると,壁には伝統的なバリ絵画が飾られている。展示室がいくつかに分かれ,手前から順次見ていくことになる。全体的に大きな絵画が多く、どれも緻密だが,色彩感にはちょっと乏しい。しかし,バリの雰囲気はたっぷり味わえる絵ばかりだ。中にはちょっと妖艶な絵画もある。窓は開放で,屋内ながら外気を感じながらの絵画鑑賞になるが,バリは日本の夏などとは違い,日陰はひんやり涼しいので,窓を開放にしていればとくに暑さは感じない。むしろ風が心地よく,日本ではなかなか体験できない美術鑑賞となる。 |
↓窓開けっぱなしの展示室内

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