故宮は人でごった返す3~北京17 - Yukky's ワールドウォッチング
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故宮は人でごった返す3~北京17

故宮は紫禁城とも呼ばれ(映画「ラストエンペラー」であまりにも有名!),明・清の時代の皇宮である。敷地面積725,000平方m,この中に約9000の部屋があるというのだから驚きである。誰一人として部屋のすべてを理解することはできなかったはずである。建物の配置はほぼ東西対称になっている。現在故宮は,故宮博物院になっていて,宝物がいくつもの建物に分散し,展示されている。しかし,いつでもどこかが工事中で,宝物を展示してある建物が工事に入ると,別の空いている建物に一旦移動するので,日本の旅行ガイドブックは宝物の置かれている正確な建物を掲載することができていないのが現状である。どこどこにあると書いてあっても,そこに行ったら工事中で,どこに移動したかはその場に書いてあったとしても,よほど詳しい配置図がなければそこへ行くことは不可能に近い。2009年の夏の宝物は,太和殿の南西にある回廊沿いの小部屋(弘義閣)などに分散していた(本来ここは宝物の展示場所ではない)。故宮の宝物の多く(それも価値のあるもの)は,かつて国民党が台湾に持ち出し,現在,台北にある故宮博物院に展示してある。数こそ北京の方が多いが,宝物の価値は台北の方がはるかに高いといわれ,北京の方はこれといった名物品(台北にある「はくさいとコオロギ?」など)はないといってよい。北京の故宮を見る目的は,宝物というよりは,絢爛な建築物といった方がよいだろう。【2012/3/31(土) 午後 10:20】

↓ようやく故宮に入る
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↓しかし,前にはまた門がある(太和門)。左が貞度門,右が昭徳門。
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↓太和門の扉は開いていないが,両側から中に入れる
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↓門の手前には獅子の青銅像が構えている
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↓昭徳門の方に行くと急に人は少なくなる
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↓昭徳門から撮った南側。左が協和門,中央が午門,右端が太和門(クリックで拡大)
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↓昭徳門には休憩スペースやインフォメーションセンターがある
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↓天井には龍の絵が
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故宮の中心は,位置的にもど真ん中にある太和殿だ。ここは正殿で,宮中のさまざまな行事を行ったところである。手前(南側)には広い石畳があり,観光客の格好の撮影スポットとなっている。全体を撮影するには,正面よりも,両側の回廊から少し望遠レンズで撮った方がいいかもしれない。太和殿は現存する中国の木造建築では最も大きい。それにしてもあまりに人が多く,ゆっくり見て回りたいとはけっして思わない。スモッグに覆われ,太陽は未だに顔を出さない。

↓昭徳門をくぐると広い敷地と太和殿が見えてくる
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↓太和殿
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↓左が弘義閣,中央が太和殿,右が体仁閣(クリックで拡大)
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↓太和殿に入っていく人たち
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