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北京市内にある牛肉麺チェーン「李先生」~北京12
category - 北京
2011/
08/
16中国の大都市では今やどこに行っても「麦当労(マクドナルド)」「吉野家」があるように思える。南部はそうでもないが,北部や中部の大都市,北京や上海では雨後の筍のように,次々と店ができている。「吉野家」に倣い,日本の外食産業は国内では飽和状態なので,今後は中国に進出する企業が増加すると思える。中国で肉といえば,ブタが代表的だが,ウシは高級食材になり,庶民が口にするとしたら,干し牛肉を使った牛肉麺だろう。その牛肉麺のチェーンが中国には存在した。その名も「李先生」という店名で,もちろんキャラクターも李先生だ(たぶん)。この人は創業者なのか,はたまた創造の人物なのかは知る術もないが,安く早くがモットーでファーストフード化していることは間違いない。日本にはラーメンやうどん,そばのチェーンはあるが,中国麺のチェーンはない。中国の麺は日本のラーメンとは似ても似つかない代物で,油ギトギトのラーメンと比べると,かなりあっさりし,うどんに近いが,その分小腹が空いたときにも食べられる利点はある。日本のラーメンをおやつ代わりに食べることはないだろう。もちろん,中国でも麺を食事として食べることが中心だが,量的にそれほど多くないことと,油が少ない分,間食に食べることにも適している。【2011/8/16(火) 午後 5:36】 |
↓北京の「吉野家」
この「李先生」には,人件費の無駄に思えるが,ドアの開け閉めを行うドアボーイやドアガールがいる。もちろん「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」も忘れない。韓国の駐車ボーイ・駐車ガールとほとんど同じ業務だ。いないならいないで,困ることもないのでまさにこのチェーンならではの過剰サービスといえよう。それほどまでに儲かっていると考えた方がよかろう。ところで,日本ではマクドナルドが出前をすることはないが,中国ではデリバリーばやりで,マクドナルドとてデリバリーを余儀なくされている。特別製のリュックに入れ,それを背負ってバイクで配達するやり方である。オフィスなどでは需要があるのではないだろうか。ファーストフードが出前をするというほど,中国のサービスは今や日本以上である。確かにファミレスが宅配しているのだから,あってもおかしくないのだが... |
↓「李先生」のドアガール?
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コメント
No title
マクドナルドのデリバリーっておもしろーい♪
2011-08-17 17:16 わりさ URL 編集
No title
2011-08-28 19:46 yukky URL 編集