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フィラ・タウンの街歩き2~エーゲ海21

ギリシャ
04 /23 2006

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街中のレストランも,エーゲ海の景色を意識して場所を設定している。ホテルの屋上や,小高いところにテラスを設け,立地の良さを武器に観光客を呼び寄せている。確かに絶景を見ながらのティー・タイムは気持ちいい。北に行くにつれて高度が増すので,街の北の方に位置するレストランやカフェは,坂を登りきってちょっと休みたい人で賑わう。このあたりは街を南に見下ろす位置にあり,夜景も含めて,写真を撮るには絶好の場所である。崖に建物が並んだ街を真正面から見ることは不可能である。強いて可能なのは,海の上から見ることであるが,近くだと300mの絶壁を上目に見なければならないし,島から遠く離れると小さくて見えない。そこでこの北側のビューポイントは希少価値が高い。少し海にせり出した感があるので,向かって右側に海が見えながら,中央から左に向かって斜めながら崖にへばりついたような街の全貌が見えるのである(写真1番上,写真2番目は同じ場所からの夜景)。崖の下にはクルーズ船が着く船着場がある(写真3番目,写真4番目は船着場にあるロバ乗り場)。300mの高低差を結ぶ交通機関は,ロープウェイ(写真5番目)とロバである。料金はどちらも同じだが,どちらを選ぶかは自由である。オススメはロープウェイで降り,ロバで上ってくること。ロバは最初は,いつ落とされるかと不安であるが,責任感が強く?必ず上まで運んでくれる。誰もついてはくれないので,とにかく乗った人の涙ぐましい努力は必要である。さて,海に面した船着場であるが,クルーズ船は沖合いに停泊し,小さなボートで観光客は船着場にやってくる。この人々はせいぜいサントリーニ島日帰り観光か,泊まるにしても沖合いのクルーズ船が宿泊地なので,サントリーニ島を時間をかけて観光することは無理である。よって,船を下りるとほぼ100%ロープウェイでフィラの街まで上る。船着場にはアテネなどからの荷物も運ばれてくる。これらを運ぶのはロバの仕事で,人間を運ぶだけでなく,ロバは一日中何かを運んでいることになる。フィラの街中ではよくロバに出くわすが,必ず背には荷物を積んでいる。ロバが荷物を運ぶのは,観光客に気をつかってか,朝か夜である。その時間帯に街,とくに崖っぷちを歩くとときどきロバに出くわす。写真6番目は朝早くに崖を降りていくロバたち。【2006/4/23(日) 午後 5:37】

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コメント

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No title

本当に素敵なところですよね~♪
でも、ロバに乗るとき誰も着いてくれないのですか?私はてっきり誰か着いてくれると思ってました。ロバに乗るのが始めてでも大丈夫なのかしら?不安・・・

No title

実は乗るときだけ手伝ってくれますが,あとはロバにお任せです。ロバがストライキを起こさないかとヒヤヒヤものです。

yukky7

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バックパッカー的な視点も多々ありますが,いかなる都市でも,3.5星以上の宿に泊っています(笑)。