KLタワーからの眺め(前編)~クアラルンプール34
▼KLタワーは1996年に完成した,世界でも4番目に高い通信塔だ。高さ421mもあり,地上276mのところに展望台がある。展望台へは38リンギットで入場することができる(高速エレベーターで約1分・・・世界一高い台北101の展望台に行くエレベーターよりははるかに遅い)。回転レストランもあるので,そちらに入るなら展望台料金はいらないようだ。KLタワーはクアラルンプール中心部の小高い丘の上にあり,丘の下から専用の歩道があるので,歩いていくこともできるが,30℃以上の暑いときに歩いて上るのはちょっと辛い。バス便はないので,タクシーということになろう。タクシーであれば,KLタワーの入口前まで乗せていってくれる。帰りはクーポンタクシーということが,ガイドブック等には書かれているが,KLタワーの入口に着いたときにクーポンタクシーのカウンターは閉まっていたので,必然的に,メータータクシーか交渉性のタクシーということになった。入口近くの人にタクシーに乗りたいと告げると,勝手にタクシーに連れていかれるが,それがどんなタクシーかは乗ってみないとわからないというのが,クアラルンプールの実情だ。しかし,どんなタクシーでも丘の下までの比較的短い距離なので,支払う額はたかが知れている。せいぜい,10リンギットだ。その中にあって,リムジンタクシーというのがある。韓国で言うなら,さしずめ模範タクシーだ。値段は高いが,安心・安全のタクシーで,クアラルンプールなら英語のできるのが当たり前で,ベテランのドライバーが運転してくれる。愛想もいいし,値段が一般タクシーの倍でも満足のタクシーである。リムジンタクシーに当たるかどうかも運次第である。高いといっても日本のタクシーよりははるかに安いので懐は全然痛まない。【2011/3/5(土) 午前 9:56】 |
↓市内のどこからでも見えるKLタワー

KLタワーの土台の建物部分は上から見ると円形をしていて,1階はエントランスだけで,階段を上った2階に展望台へのエレベーターの入口などがある。円形の半分がカフェなどのショップで,残り半分には小規模ながらステージもある。2階に上り,すぐ右には展望台へのチケット売り場があり,トゥドゥンをかぶったマレー系の女性が売り子をしている。1階のエントランスの2階部分に相当する場所はテラスになっていて,たいへん景色がよい。あまりに景色がよいので,写真を撮っていたら,後ろで同じところを写真に撮っていた英語を話す青年が,写真を撮ってくれというので,シャッターを押してやった。1回目のシャッターでは逆行で,顔が暗くなってしまい,2回目に補正しながらシャッターを切って,何とか写ったので,礼を言われた。さて,チケットを買って,中央にあるエレベーターホールへ移動。ここで荷物の簡単なチェックがある。平日ということもあり,上る人もそれほどいなかったが,いざ上に着いてみると,欧米人の多いこと。窓に沿って一周できる展望台全体で40~50人くらいの欧米人がいたのではないだろうか。展望台の一角ではマレーシアの服装をして写真を撮ってくれるサービスをしていたが,この手のサービスを受けるのが好きな欧米人は盛んにカメラに納まっていた。展望台は9:00~22:00の営業時間で,夜の方が人気は高いということだが,やはり昼に一度は見てみないと,クアラルンプールの全体像がわからない。 |
↓2階にあるオープンなステージ

- 関連記事
-
-
チャイナタウン2~クアラルンプール39 2012/03/11
-
チャイナタウン1~クアラルンプール38 2012/03/04
-
やっぱりここでも亀ゼリー~クアラルンプール37 2011/07/02
-
バクテーが食べたい~クアラルンプール36 2011/04/16
-
KLタワーからの眺め(後編)~クアラルンプール35 2011/03/12
-
KLタワーからの眺め(前編)~クアラルンプール34 2011/03/05
-
サルとの遭遇~クアラルンプール33 2011/02/05
-
平日のハイビスカスガーデン~クアラルンプール32 2011/01/29
-
チャイナタウンのフードコート~クアラルンプール31 2010/12/29
-
チョウ・キット市場を歩く~クアラルンプール30 2010/10/17
-
今話題のエアアジア搭乗記(後編)~マレーシア2 2010/10/03
-
Last Modified :