「味は二の次」の中華ファーストフードチェーン~広州22
▼中国にはブルース・リーのキャラクターで駅や繁華街に立地している『真功夫』という中華ファーストフード店がある。「功夫」は香港映画などに出てくる「カンフー」のことである。マクドやミスドなどと同じようなカウンターがあり,そこでご飯(白米)とおかずを注文する。セットメニューが多いので,中身がわからなくても,カウンターにある写真と番号で選べるので注文自体は簡単だ。トレーに盛られたセットが手渡されると,店内にあるプラスチックのテーブルとイスに運んで食べるというシステムだ。単品で頼むこともできるがセットメニューで25元前後だ。中国の物価を考えるとけっして安くはない。何しろCD一枚10元の物価で,食事が1回,それもファーストフードが25元では,明らかに高い。味も二の次だ。とくに米がすこぶるまずい。日本で売られている最下級の標準価格米をはるかに下回るまずさだ。日本の外食産業ですら,多少質の落ちた米を使っているが,それでもはるかに美味しい。それに引き換え,香港でもそうだったが,中国では米のまずさは格別だ。どんぶり一杯分もあるご飯は極力遠慮したいどころか,全部でも残したいくらいだ。おかずも淡白な味で,鶏肉は固め,ジューシーさなどはまったくなかった。高い値段と日本人の舌には合わない味だが,若者で賑わっていた。中国人の舌には合うのだろう。このチェーンは駅や繁華街などに多数進出し,若者の間では有名な店らしい。【2011/2/26(土) 午後 1:17】 |
↓ご飯どんぶりに描かれたトレードマーク

食べた後は中国のお決まりで,その場に食べた後の容器を置いて出て行ってしまう。片付ける習慣がないのである。容器を片付けるおばさんが店内でせっせと働いていた。日本のファーストフードでもたまたま片付けるのを忘れた容器を店員が片付けることはあるが,専門の人がいるのは逆にせかされているようで何とも食べにくいものだ。中国に行ったら,ぜひ入ってみよう!ということは口が裂けても言えない,圧倒的な○○さを誇る店であった。日本では,開店当日につぶれてしまうのではないだろうか。 |
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