潜入!「BIG・C」~バンコク46
▼バンコクには巨大なスーパーマーケットがいくつかある。たいがい郊外にこの手のスーパーは多いのだが,「BIG・C」という大型スーパーは都心にもある。支店がいくつかあるらしいが,伊勢丹やブランドビルが立ち並ぶラーチャダムリ通りに面して建つラーチャダムリ店は,交通の便がよく,店も広く買い物がしやすい。スーパーよりもディスカウント・ストアに近い店で,入店するには韓国・ソウルやベトナム・ハノイのスーパーのように手荷物をクロークのようなカウンターに預ける。とくに充実しているのは食料品売り場だ。面積は日本の普通のスーパーの数倍あり,とくに種類の多いフルーツ売り場は広く,充実している。自分で量って買うことができたり,日本のスーパー同様に袋に詰め放題で均一料金にしたりするなど,さまざまな工夫が見られて面白い。【2011/2/12(土) 午後 5:31】 |
↓車も人も混雑するラーチャダムリ通り

ワンフロアーに納まっているので上下の移動がないだけよいが,どんな商品でも種類が多く,どれを買おうか迷ってしまう。ミネラルウォーターひとつとっても陳列棚が天井近くまであり,世界中のミネラルウォーターが一同に介しているのでは?と思えるほどの迫力だ。食料品のバラマキ土産ならここで十分揃ってしまうだろう。この店のいいところは,とにかく商品の種類が豊富ということだ。まさか日本の旅行者がここで米を買うことはないが,米の種類もとても多い。日本で米の種類といった場合,産地と銘柄を指す。新潟産,秋田産などの産地とコシヒカリ,アキタコマチなどの銘柄だ。タイのスーパーで売られている米は,圧倒的にインディカ種だ。以前,日本で米不足があったときに輸入された米はこの種類だ。粒が細長く,炊いても粘り気が少なく,香りのする米だ。日本の米(ジャポニカ種)にも古来から赤米や黒米があるように,インディカ種にもさまざまな種類があり,米に色づけを施したりするので,このスーパーでも十数種類の色鮮やかな米が量り売りされている。インディカ種は粘り気に慣れている日本人からみると,敬遠されがちだが,色のついたインディカ種はなかなか美味で,慣れてくると美味しい米だ。このような米もあるが,普通にビニールの米袋に入った米も売られている。日本人在住者が多いので,タイで作られたコシヒカリもある。とにかくインディカ種,ジャポニカ種ともに,日本以上に米の種類が多く,見ているだけでも楽しい。日本人が多いので,日本食コーナーももちろんあるのはいうまでもない。 |
↓インディカ米の量り売りコーナー

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