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エッグタルトを食する(前編)~マカオ23

澳門(マカオ)
01 /01 2011
エッグタルトの発祥地,というよりエッグタルトを広めたのはマカオである。そのマカオでも最南端のコロアネ島コロアネ村の中央広場に面した『安徳魯餅店(ロードストーズベーカリー)』というパン屋がエッグタルトを広めたのである。1989年にイギリス人オーナー故アンドリュー・W・ストウ氏が始めた店で,1日3000個も焼き上げるという(現在は妹のアイリーンさんが継いでいる)。交通が不便にもかかわらず,遠くマカオ半島からバスやタクシーで観光客がやってくるようになった。コロアネ村はフランシスコ・ザビエル教会などの見所もあるがここだけを目当てにやって来る人もいる。が,のんびりした漁村なので,混雑するというには程遠い。1ダース単位で買う人も多い。出来立てを売っているので,買ってすぐに外のベンチで頬張ると確実に舌を火傷する。中のクリーム部分がまだ煮立っていて,熱くてしばらく食べられないのが出来立ての証拠である。しばらく冷ましても,アツアツの状態で頬張ることになる。皮はパリパリで,中はとろけた卵クリーム状が本来のエッグタルトだが,ここはそれを踏襲し,人々を唸らせるエッグタルトを作り続けている。確かに絶品の味なので,これだけを食べにやって来ても満足感は十分に得られるだろう。ちなみにいちばん人気はカスタードタルトだ。【2011/1/1(土) 午後 2:17】

↓『安徳魯餅店(ロードストーズベーカリー)』の絶品エッグタルト
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↓焼き立ては,クリームが煮立っている
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↓店構え
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↓店内は忙しそう
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↓もともとはパン屋なのでいろいろなパンを扱っている(クリックで拡大)
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↓売れ行きナンバーワンはエッグタルト
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逆に情報不足で,せっかくコロアネ村まで来て聖フランシスコ・ザビエル教会だけを見学して,ここのエッグタルトを食べずに帰ってしまう人もいるそうだ。村の中心にあり,ロータリーに面しているが意外に目立たない。救いは常に人の出入りがあるので,そこを目指せば間違いない。ここまで来たらぜひ寄りたい店である。いや寄らなければならない店である。近所に2ヶ所直営のカフェがある。1ヶ所は店のちょうど裏手,もう1ヶ所はロータリーを渡った対面の,タクシーなどが停まっているところである。長閑な場所なので,時間を忘れてお茶するのは最高の贅沢といえよう。

↓買ったら店の前のここで食べる!
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yukky7

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バックパッカー的な視点も多々ありますが,いかなる都市でも,3.5星以上の宿に泊っています(笑)。