香港のゲームセンター事情~香港13
▼香港にももちろんゲームセンターはある。しかし,日本の原宿・渋谷,台北の西門町,ソウルの明洞のような若者に特化した街が見当たらないので(敢えてあれば旺角周辺か),ゲームセンターというのもなかなか目に付きにくい。それでも,ショッピングセンターの上層階にはきまって入っているようだ。【2010/10/10(日) 午後 4:16】 |
↓ゲームセンターのエントランス

某ショッピングセンターのゲームセンターに潜入してみた。大人は正々堂々と入れない雰囲気だが,日本のゲームセンター同様に大人でも子どもでも,またファミリーでも自由に入場可能だ。ゲームの種類も日本と大差はない。台湾と同じようにバスケットボール入れが流行っていたのには驚いた。また,占いを重視するお国柄なので,占いゲームはとくに多い。根本的に日本と違うのは,ゲームに勝って貯めたコインを,枚数によって好きな商品に交換ができることだ。日本でいうパチンコのようなシステムだが,換金はできない。それでも,もらっても困るぬいぐるみの景品をもらうよりは,好きな商品に交換できるのはたいへん魅力だ。現金にはならなくともこのようなシステムは歓迎すべきだ。日本のゲームセンターも少しはこのようなシステムに変わればよいのだが,どこのゲームセンターでもコインのやり取りだけのシステムが何十年も続いている。おまけの増量はいいから,好きな景品を交換できるように改善されることを望むが,日本のシステムは官民ともに変えないのが美徳とされている数少ない国である。これは伝統とはまったく異なり,悪しき習慣以外の何物でもない。こういうところに日本がガラパゴスといわれる原点がありそうだ。 |
↓バスケは台湾でも人気ナンバーワンだったが

客層を見ると若い層が圧倒的に多いが,家族連れもちらほらと見られる。性別では女性の方が多い。これは店の品揃え次第だろうが,あまり高度な機械は入っていないところが多く,シンプルで楽なゲームが多いと,女性が多くなるのも自然だろう。また,テレビゲームの普及で,家庭でテレビゲームや携帯ゲームをする子どもが増え,ゲームセンターの来店者数は減っているようだが,プリクラは相変わらずの人気である。オール漢字が印刷されるプリクラシールを見てみたいものだ。さすがに女子ばかりしかいなかったので,プリクラ挑戦は憚れた。香港に行く予定は今後10年はまったくないので,それまでは中国本土でやるしかない。 |
↓東洋系のお姉さんがたたずんで

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