香港でぜひレザーバッグをつくろう~香港10
▼香港は皮製品も概して安めだ。皮の輸入先は主に中国とイタリアがあるが,前者は値段は安いが質は悪く,後者は値段は高が質は良い。値段と質のどちらを優先するかで判断することになる。店の立場としては,高いものを売りたいので,「中国製は質が悪くすぐにダメになってしまう」から「イタリア製の皮にした方がよい」と勧めてくる。これも半信半疑で聞いておいた方がよいかも。九龍のスターフェリー乗り場の前にあるショッピングセンター「星光行」のGFに入っている『パリス・ブティック』はその点良心的だ。日本語が通じ,日本円もOK。日本人の観光客が最も多いのだから当然だろうが。この店は自社工場を持っているので,注文から24時間以内にオリジナルバッグを作ってくれ,ホテルへも届けてくれる。バッグだけでなく,財布やポーチなど,数十種類の色のから選べるので,ほぼ自分の好きな色のものが作れる。いっぽう陳列されている完成品のバッグも安く,ブランド品ではなくても,質の良いレザーバッグが日本円で7~8千円くらいから販売されている。色も形も豊富なので,必ずや気に入ったものが見つかるはずである。同じような店がチムサーチョイ周辺に4~5店はある。JTBの旅行ガイドブック「るるぶ」などの広告に載っているので,冷やかし半分に行ってみるのもいい。 |
日本ではとくに若い女性を中心にブランド志向が根強いが,これは「井の中の蛙」のガラパゴス国家・日本だけの特徴で,他の国々では,デザインや質がよければ,必ずやブランド品を買うわけではない。むしろブランド品を買うことは少ないといってよい。ブランド品=デザイン・質が良い,とは限らないのである。欧米の街を歩いていてヴィトンのバッグを持っている女性がどのくらいいるか。やはり日本は見栄っ張り国家なのだと実感する。この店ひとつとっても,ブランド品はないが,センスのよいレザーのバッグや財布が並んでいる。日本人がいくら見栄を張っても,外国では見向きもされない。日本国内だけで見栄の張りあいをしているなら,やはり「井の中の蛙」である。【2010/9/18(土) 午前 10:57】 |

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