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トラムでGO!(後編)~香港8

香港
09 /04 2010
トラムの乗り方はいたって簡単である。停留所(トラムストップ)は道路の真ん中にあるので,横断歩道を渡って道路中央の屋根付きの停留所に向かう。トラムが停留所に入ってきて停車したら,後ろから乗車する。簡易的なドアがオープンし,進入バーを自ら降ろして乗り込む。1列ではなく2列同時に乗り込むことができる。乗り込めばすぐに狭い廻り階段があるので,2階に行きたければ上がればよいし(前方にも階段はあるがこれは下り専用),1階でよいなら直進する。1階はロングシート,2階はベンチシートになっている。降りることを知らせるブザーなどはないが,必ず全停留所に止まってくれる。また冷房はないので,窓は開けっ放しで夏は暑いが,風がわりと入ってくるので我慢できない暑さではない。座席の座面は堅いので,20分くらい座っているのが限度かもしれない。降りる時は運転手横の前ドアからということになる。運賃は一律2香港ドルだが,お釣りは出ない。キップや回数券の類はないので,やはりオクトパスカードが便利で重宝する。【2010/9/4(土) 午前 10:09】

↓停留所は道路の真ん中
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↓後方入口
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↓2階の車内はこんな風(一番前の席から後方を撮影)
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↓もちろん車内は「厳禁吸煙」
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降りる際に運転手のそばの運賃箱の板状のところ(オクトパスカードの絵が描かれたところ)にタッチすればよい。降りる場所が近づいてきたら,とくに2階に乗っている場合には早めに1階に降りていたい。アナウンスもないので,地図などをよく見ておかなければならないが,一つ乗り越しても,運賃は一律だし,たかだか300~400mなので,焦る心配はない。ほぼ並行して地下鉄が走っているが,トラムは停留所が数多くあるので,香港島北部を東西に移動するときには地下鉄よりもはるかに便利だ。

↓下車時に運転手横の箱にオクトパスカードをタッチ
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↓派手なラッピングも当たり前
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西から東に進む場合,中環(セントラル)や金鐘(アドミラルティ)辺りは高層ビルの立ち並ぶオフィス街だが,そこを抜けて湾仔(ワンチャイ)辺りから商店街に入り,まわりの様子が一変する。人々の動きを高い位置から見ることができるので,タウンウォッチングには最適だ。トラムとほぼ並行して,地下鉄が走っているが,何も見えない地下鉄に乗るよりは,景色が見えるトラムの方がはるかに面白い。香港はトラムといい,バスといい2階建てになっていて,観光客にはたいへん有難い。東京でもオープントップの2階建てバスが浅草などを走っているが,アジア一暑いといえる東京の夏に,このようなバスに乗ると熱中症や日射病になりかねないので,真夏の東京観光には外国人ともども十分気をつけたい。なにしろ東京の夏の暑さは,シンガポール,バンコク,ハノイの上を行く(東南アジアの方が暑いと思っている人は認識を改めた方がよい。絶対温度も体感温度も東京の方が断然高い。)。大きな違いは,風のなさとアスファルトの照り返しの強さである。香港や東南アジアで照り返しの暑さを感じることはない。

↓香港島西部の摩天楼を往くトラム(2階前方座席から)
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↓東部に進めばビルそのものの高さは低くなっていく
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yukky7

『 Yukky's ワールドウォッチング 』へようこそ!
バックパッカー的な視点も多々ありますが,いかなる都市でも,3.5星以上の宿に泊っています(笑)。