グランドリスボアホテル&カジノ潜入~マカオ21 - Yukky's ワールドウォッチング
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グランドリスボアホテル&カジノ潜入~マカオ21

category - 澳門(マカオ)
2010/ 08/ 21
                 
リスボアホテル&カジノは地元カジノの筆頭だ。そのリスボアがラスベガス資本のホテル&カジノを迎え撃つべく,巨大ホテル&カジノ(=「グランドリスボア」)をリスボアから道一つ挟んだ土地に建てた。この建物はマカオ半島だけでなく,タイパ島からも見える一風変わったビルで,上に向かって少し広がっているような外観で,金色と黒色をモチーフとした塗装である。遠くから見るとウルトラ怪獣のゼットンをイメージしてしまう。たぶん色の組み合わせのせいだろう。それにしても奇抜というか,変な建物である。オーナーはマカオのカジノ王として名高いスタンレー・ホー氏だ。歴史も古く,10年以上前なら,マカオでカジノするならリスボアといわれていた。ネオンサインもラスベガス並みに派手で,大きなネオンを見ると,わくわくしてしまうものだ。このリスボアの新館(「グランドリスボア」)は2007年5月当時はグランドオープンしていなかった。下層階のカジノ部分だけのオープンだけで,それより上のホテル部分はまだクレーンが入り,工事の真っ只中だった。それでもカジノだけは無理やりでも早めにオープンさせてイメージアップに努めていたわけだ。【2010/8/21(土) 午後 3:26】

↓マカオ・タイパ大橋から見た「グランドリスボア」
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/1593870/08/52658808/img_0


↓聖ポール天主堂跡から見た「グランドリスボア」
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/1593870/08/52658808/img_1


外観は派手だが,入口付近も金色をふんだんに使い,成金というイメージだが高級感もある。ロビーには金でできたハスの花が置かれ,写真ポイントになっていた。カジノへの入場口は地下である。ラスベガスのカジノにはチェックがないのに,ここではまずX線での持ち物検査がある。ここで引っかかると中を調べられるが,よほどのことがない限り,形式的なものでチェックは空港などよりはるかにゆるい。持ち込みは小さなポーチ1個までしか認められないとはいわれているが,大きくなければリュックやバッグも可だ。カメラが入っていると,撮影禁止のシールが貼られる。しかし,預ける必要はないので,実際には隠れて写す者もいるということだ。しかし,天井にはかなりの数のカメラが取り付けてあり,常に監視されているので,隠しカメラで撮るのも難しいし,そこまでして撮る気力もなく,今回はパス。ラスベガスでもカジノ内を撮影したことはない。

↓人の出入りの多い「グランドリスボア」正面入口付近
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/1593870/08/52658808/img_2


↓ロビーにある「黄金のハス」
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/1593870/08/52658808/img_3


チェック後,晴れてマカオのカジノに潜入。中は広く,天井は高く,照明は明るい。ここでもそうだが,マカオのカジノの特徴はテーブルゲームが多く,スロットマシーンは少ないことだ(ラスベガスはこれが逆転する)。これは主な客が中国人だからだろう。機械相手より,人を相手にする方が買っても負けても実感があるから,好んでテーブルを選ぶのだ。ディーラーはラスベガスのように黒いタキシードやバニー風ではなく,人民服のようなカーキ色の制服を着ているではないか。中国本土の国営カジノにいるようで,イメージを壊される。マカオのカジノでは,サイコロ3個の目の合計で勝負する「ダイショウ(大小)」が人気だ。これは沢木耕太郎の「深夜特急1」にも書かれているが,今も変わりない。結局はディーラーは損しないように仕組んでいることが書かれている。客の大多数を占める中国本土人はカードより確率の高いゲームが好きらしい。さすがにポーカーも人気はあるが,確率からいったら前者よりはぐっと低くなるのでまどろっこしく敬遠されやすいようだ。もっとも人気のあるゲームはバカラである。カジノの王様といわれ,ルールもいたって簡単だが,スリル感が中国人にはうけているようだグランドリスボアのカジノフロアーは地下1階から地上3階(実質地上は4フロアー)まであり,どのフロアーもテーブルゲームが中心だ。午後6時だというのに客は多い。1階にレストランが3~4店入っているがガラガラだ。食べている暇があったらカジノをしていたいということだろう。ラスベガスではドリンクは近くを通りがかったウェイトレスに一声かければ,その場に持ってきてくれる。ビールでもコーヒーでも1ドルのチップでOKだ。あくまでもドリンクは無料で,1ドルはチップとして彼女らの懐に入るのだ。それくらい,太っ腹なラスベガスのカジノと比べると,マカオでは端にバーカウンターがあり,そこで有料で飲む程度で,サービス度はぐっと落ちる。スロットマシーンも普通は横3列のはずだが,マカオでは4列だったり5列だったり,絵も動くことを見るにつけ,日本のスロットマシンに近い感じがした。きっと日本のメーカーが作っているものと思える。ラスベガスのスロットも実はコナミなど日本メーカーが作っている,。パチンコはもちろんのこと,遊具を作らせれば日本は世界一の水準だ。

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