台北にはパンダがいるぞ(前編)~台北95
台北アジアには,中国本国以外に台湾の台北とタイのチェンマイにジャイアントパンダがいる。もちろん生息しているわけではなく,中国から贈られ,動物園で飼育されているのである。それぞれ2頭,3頭なので,2世が誕生しなければ上野動物園同様いずれはいなくなってしまう運命なのだろうか(2010年7月現在)。台北の市立動物園にジャイアントパンダがいると知ったのは,MRT木柵線の終点「動物園」に着いてからだ。もともと動物園に行く予定はなかったのだが,東京ではすでに見られなくなったパンダが見られるとあって,急遽動物園に入場することになった。駅から動物園入口へ続く歩道には,動物の足型がはめ込まれていて,入場のお膳立てとしては十分である。【2010/8/1(日) 午後 2:45】 |
↓歩道に埋め込まれた足型

台北市立動物園は,市の南部に位置し,面積165ヘクタールと,台湾最大であるが,日本のどの動物園よりも広い(結構広いと思っていた多摩動物公園の3倍強である)。東アジア最大といわれている。というのも,台北南部は未だに山がちで緑が多く,利用できる土地がたくさんあるからに相違ない。公共的な施設は,どうせ作るなら大きく作るというのが,日本以外の各国の考え方だ。それに倣って,巨大な面積を誇る動物園になった。入口はMRT駅を降りて東に200mくらい進んだところにある。入場料60元はたいへんリーズナブルだが,物価相当である。今回は急に予定に入ったので,パンダを見るだけで他の動物は一切見ないので,30分もあれば出てこられると思ったが,ちょっと甘かった。入場口で入場時刻の書かれた紙(整理券)をくれるのだが,それにはパンダ館に入場できる時間帯(10分間)が書かれていて,その時間帯にならないと入場できない仕組みになっている。パンダ人気に沸いているのだろうが,それによって25分ほど園内で待つことになった。 |
↓動物園入口

炎天下は30℃を越しているので,入場して左側にあるスーベニアショップに入った。店内は冷房が効いているが,手前のマックカフェ併設のマクドは日陰ながら屋外なので,飲食している人はさぞかし暑いことだろう。日本の動物園でマクドが園内にあるところははたしてあるだろうか?実用性からいうと台湾の方がよほどアメリカナイズされている。スーベニアショップの土産品は動物のぬいぐるみが中心で,上野や多摩の動物園とさして変わらないので,台湾に来ている実感は沸かなかった。そうこうするうちに時間が近づいてきたので,トイレに寄ってジャイアントパンダ館に向かうことにした。このトイレのマークは遊び心がある。一目見ればわかるのはいいが,ちょっと露骨である。遊具やオブジェも揃えてあるのは徹底している。後編に続く。 |
↓スーベニアショップ隣のマクドとマックカフェ

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