7年ぶりのワット・ポー5~バンコク35
▼仏塔に沿った本堂は四面とも回廊で囲まれていて,信者から寄進された仏像がガラスケース越しにたくさん並んでいる。仏像の数はなんと400体ほどあるらしい。いろいろな表情の顔があり,またさまざまな姿勢なので,見ていて面白い。日本の仏像とはやはり表情がかなり違うので見ておいて方がいいだろう。くまなく見て歩くとここだけで相当時間が取られそうだ。回廊はふつうに散策すると見落としがちなので,要注意である(とくにツアーではまわることが少なく,また自由散策時間がない時もあるので)。ワット・ポーの境内にはやたらあちこちに石像が立っている。門番をしてる怖い顔の像,カエルの置物のような像,妖艶な女性らしき像,などそれぞれの役割があるのだろうが,あまり目立たない存在だ。ワット・プラケオの強面の陶器貼りの立派な像と比べると,ここの門番は顔こそ怖いが,迫力には欠ける。寝釈迦仏が温和な顔をしている分,なんだか平和で長閑な寺院である。【2010/2/7(日) 午後 3:50】 |
↓寄進された仏像が並ぶ回廊

中国方面からの団体が盛んに写真を撮っていたが,ポーズに難ありといった印象だ。欧米人と中国人とでは見る観点がまったく異なるようだ。欧米人は探究心も旺盛だが,中国人は寺院よりは土産と食い気が先走るようである。日本人も似たところがあるのは悲しいかな。 |

来た方角とは反対側の南に出口(そこも入口を兼用している)があり,出るとチェトゥボン通りに出る。この通りは西から東への一方通行で,タクシーやトゥクトゥクが客待ちをしているが,客引きはあまり積極的ではない。道路を挟んだ向こう側はワット・ポーの坊さんたちの宿舎である。ワット・ポーと同じくらいの敷地があるので,ワット・ポーの坊さんの数も相当いるのだろう。ワット・ポーは入口がわかりにくいので,今日は閉まっているのではないかと不審に思いかもしれないが,原則年間を通じて休みの日はない。ただし開いている時間帯が8:00~17:00なのでそれ以外の時間帯はもちろん閉まっている。 |
↓寺院内で拝む女性

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