スコールはいつも突然~クアラルンプール23
▼5月になると,暑季から雨季に移り変わる時期になり,スコールも降りやすくなる。天気は雲が多く,どんよりした晴れで,気温は32~33℃。湿度が高く,外を歩き回るような天候ではないが,旅行者にとっては時期を選べないので,歩かざるを得ない。紫外線が強いのであっという間に焼けるので,女性はとくに紫外線対策が必要だ。朝のうちはまだそんなに暑くは感じられないが,日中近くになると,とにかく暑い。ここでも東京との差が出てくる。東京はアスファルトの照り返しが強くてより暑いのだが,アジアの諸都市でアスファルトの照り返しを暑いと感じた都市は一つもない。クアラルンプールもそれはない。単に外気が暑いに過ぎないだけだ。その熱気が空に上がっていって,夕方になり,上空で冷えてくると,雨になって地上に落ちてくる。それがスコールだ。東京でもスコールとは言っていないが(言ってしまうと熱帯と勘違いされるから,言ってはいけないのだろうが),夏に降る強いにわか雨は熱帯で言うところのスコールだ。日本も夏は熱帯以上に暑いのだから,スコールと言った方がピンとくるのだが。ある人からエジプトは夏場に40℃になるが,木陰は風があってしのぎやすく,東京の方が暑いと聞いた。東京でも39℃になったこともあるので,不思議ではないが,エジプトやタイより暑い東京に人が住むというのが納得できない。 |
「そごう」を出ると突然スコールになった。日中の蒸し暑さから予想はしていたが,それほど激しい雨ではないが,「そごう」の入口の外(屋根はある)で雨宿りしていたが,なかなか止まない。まわりには多くの人が雨宿りをしている。バス乗り場とタクシー乗り場が北側にあり,「そごう」から40~50歩だ。バスは経路がわからないので,タクシーにしようと思い,タクシー待ちの行列に加わった。20人目くらいだが,複数で乗る人もいたり,タクシーもひっきりなしに入ってくるので,待ち時間は意外と早く,10分も待たずに乗ることができた。幸運にもメータータクシーで,ホテルまでは5kmほど。途中一か所渋滞があったが,それでも20分くらいで着いた。料金は6リンギッ。日本の初乗りの4分の1に近い。マレーシアは公共料金やそれに準じるものは極めて安い。ホテルに着くころには雨はほぼ上がり,天気も回復してきた。【2010/1/13(水) 午後 9:06】 |
↓突然の雨に「そごう」横で一瞬雨宿り

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