ちょっとお茶しよう~上海10
上海中国はお茶の本場。茶葉は同じでも,初期段階の工程の違いによって,日本でよく飲まれる緑茶だけでなく,紅茶・青茶・黄茶・白茶・黒茶の6種類に分類される。よくウーロン茶=中国と思われがちだが,中国ではウーロン茶はメジャーではなく,むしろジャスミン茶やプーアル茶の方がメジャーで,ウーロン茶は台湾の方がメジャーかもしれない。さてこのお茶を時間かけて飲むのがいわゆる喫茶店であり,字のごとくお茶を飲むところであり,コーヒーを飲むところではない。中国には喫茶店が多く,時間を持て余した老人などの社交の場として,朝から賑わっている。
豫園の入口近くにある湖心亭(写真1番目)もその一つで,ここは観光客か上海でも上流階級が行くところである。2階からは豫園やまわりの池などの景色がよく,最初はチャイナドレスの店員がお茶を入れてくれるが,急須1杯50~70元は非常に高い(ちなみにラーメン1杯2~5元)。茶菓子が2種類ついて時間を気にすることなく過ごせるのは何よりの贅沢であるが,ちょっとした休憩にはもったいない場所である。というのもまわりは見所も多く,グルメもたくさんあるので,話のタネに行くのであればいいかもしれない。建物は築100年以上の歴史を誇り,見る価値はある。入るのであれば,何としても2階席窓際をゲットすべし!写真2番目は2階の様子,写真3番目は急須。【2006/4/16(日) 午後 3:41】
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