地下の大ショッピングセンター~珠海2
▼マカオ(特別行政自治区)から珠海(チューハイ・中国本土)に入境したが,イミグレーションのある建物内には一つしか銀行の出張所がなく,しかもそこは混んでいたので人民元への両替はできなかった。はたして珠海で人民元を使うことになるかどうか。香港ドルで買物ができないわけではないだろうが,拒否されることもあるので両替をしたかった。結局,両替商はないようなので,ショッピングセンター内のオーディオショップの店頭でお願いしたら,いとも簡単にやってくれた。換金率はいまいちだが。情報もなければ,時間もなく,街歩きはせいぜい口コミ情報だけ。このショッピングセンターの存在もネットで見て知っていた程度。地下が2層になった大規模地下街で,奥に進むと通路が細分化されているので,方向がわからず迷ってしまうこと間違いなしの広大なフロアーである。それが2階分あり,それぞれが東京ドーム1個分くらいの広さを持つのではなかろうか。こんな広い地下街は日本にはない。上はアスファルトの公園で,地下だけのショッピング街というのは,戦時に備えて防空壕を兼ねているのか,とふと思ったくらいだ。広さもさることながら,店の数はたぶん数百を通り越して千に近いかもしれない。【2009/11/12(木) 午後 9:06】 |
↓広いが,人もいっぱい!

イミグレーションのある建物を出るとすぐに吹き抜けになった入口があり,階段又はエスカレーターを下りていくと,そこには化粧品やAV製品,貴金属などの小さな店がガラスケースに商品を並べ,営業している。この吹き抜け部分のフロアーだけでも体育館並みの広さだ。両側に小さな店がたくさん並ぶストリートがあり,左側には衣類や靴,漢方の店,右側に飲食ができる店が並んでいる。前方奥に進んでいくと幅の広い通りが中央にあり,それに交差して細い路地がいくつもある造りになっている。衣類の店が圧倒的に多く,週末もあってか人もやたらに多い。客層はファミリーやカップルが多く,高齢者は少なめである。特売をしている店やワゴンにはたくさんの人が集まっている。物価はマカオより安いとはいえ,中国本土のもっと内陸に入った街よりは高いようだ。平均的にはそうでもないが,特売品以外は衣類も靴もぐんと高くなる。それでも日本とは比べ物にならないほどの安値で買えるので,マカオに来た折にはちょっと珠海に入ってお買い物も魅力的だ。ただし,出入境に片道1時間以上かかるのはネックである。 |
↓衣類は豊富

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