7年ぶりのワット・ポー3~バンコク28
▼大寝釈迦仏殿には向って左側から入る。靴を脱ぎ,階段を上がった右側に靴入れがあるのでそこに入れ,直進した,向かって右側の入口から中には入る。入るとすぐに,ユーモラスで愛嬌のある,そして優しげな顔のお釈迦様が見られる。日本の仏頂面をした堅い仏像とはまったく異なる顔だ。頭から足までの長さは46mで,見所は足の裏が見える場所である。欧米人が我先にと,写真を撮っていてたいへん迷惑であった。アジアの人間より欧米人の方がマナーはいっぱんに悪い。ハノイで水中人形劇を鑑賞した時も,最前列中央のもっとも良い席だったのだが(朝一番でチケットを買ったので),劇場が壇上になっているにもかかわらず,後方の若い欧米人(たぶんヨーロッパからの旅行者)が,写真を撮るのに頭が邪魔だと騒ぐ始末。完全に無視を貫いたが,写真を撮るためなら人の迷惑はお構いなしという一部の欧米人には腹が立つ。「悔しかったら,最前列を取ってみろ!」と言いたかった。チケットブースが開く(午前8時)と同時に買えば,最前列は取れるのである。苦労もせず文句を言うな,と言いたい。どこの国でも旅行時のマナーは日本人がもっともいいらしい。【2009/10/8(木) 午後 8:26】 |
↓寝釈迦仏(頭部)

足の方から見た寝釈迦仏はこの寺院のトップビューといえよう。しかし,このお釈迦様の足の裏は典型的な偏平足である。偏平足こそが超人ということらしい。高さ3m,幅5mの大足だ。ここには螺鈿細工でバラモン教における108の宇宙観が表現されているらしい。ワット・ポーでベストショットを撮るならやはりここからだ。だからといって人の迷惑を考えずに写真を取りまくるという行為は絶対に許されない。背が高いからといって,ベストショットポイントを占領する欧米人には腹が立つ。背の低いアジア人にはまったくの不利である。 |
↓人の姿を入れない寝釈迦仏の足から頭部へ

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