市内巡りにもっとも便利なKLモノレール2~クアラルンプール17
▼KLモノレールのイメージカラーはイエローのようだ。橋脚にキャラクターらしきイエロー坊やが書かれていて,改札機はイエローを主体に,イエローを強調したレインボー風デザインだ。さらに駅舎の入り口はもちろん,ホームもなんとなくテーマパークのようで,変な意味,安っぽさを感じさせるが,重要な交通機関で滞在中に何度もお世話になったので悪口は言えない。切符はテレカ型のカードである。自動改札機に通すには小さな切符よりは通しやすく,出てきたらすぐに手でつかみやすいということもあるのだろう(KTMコミューターの方は紙の切符であった)。日本と同じような切符方式はアジアでは韓国くらいである。日本の鉄道の切符もリサイクルできるカード型かトークン型にすればいいと思う。地球温暖化,再資源などを叫ぶわりには,日本の環境の取り組みは遅れている。京王電鉄では回収した切符でトイレットペーパーに再加工し,京王線の駅のトイレで使っているらしいが,加工するのに手間隙と金がかかるのだから,この再利用する方式の方が理想的だ。井の中の蛙で,海外を無視する日本の乏しい感覚だと思いつかないのだろうか?!【2009/9/27(日) 午前 11:12】 |
↓キャラクターがお出迎えのKLモノレール「ブキッビンタン駅」入口

車内を見ると,トゥドゥンを巻いた女性が目立つ。クアラルンプールの住民の半分以上はイスラム系だから,この光景はいたって普通だ。スカートは足を見せてしまうのでだめだが,ボトムはジーンズという女性も最近では少なくない。とてもカジュアルなムスリムである。肌さえ見せなければ何でも可ということだろうか。 |
↓トゥドゥンを巻いたムスリムの人々

車窓からはクアラルンプールの街の様子が見て取れる。朝のうちは渋滞があると聞いていたが意外に車はスムーズに流れている。市内を走る高速道も順調に流れ,いつも渋滞している東京の高速道とは比較にならない。道路自体も開放的で,まわりを塀に囲まれ,窮屈で,狭い,東京の「首都低速道路」(通称「首都低」)とは大きく違う。やはり発展している国と黄昏の国との違いだろうか。 |
↓モノレールのすれ違い,無人運転のため運転台に人は乗っていない

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