オーキッドガーデン~クラルンプール15
▼レイク・ガーデンはクアラルンプール駅の西側に広がる巨大な公園であると同時に,市民のオアシスである・園内は誰でも自由に入れ,起伏がけっこうある。熱帯の緑に包まれ,園内にいるとジャングルに迷い込んだようだ。園内は道路も整備されているので,タクシーでも乗り入れられる(バスは走っていない)。KLセントラル駅からクーポンタクシーで出かけた。6リンギッでレイク・ガーデンのどこへでも行ってくれる。オーキッド・ガーデンに行きたいと告げたが,わかっているのかわかっていない様子で,案の定,手前(後でわかったのだが)のバタフライ・パークで降ろされた。ここはタクシー乗り場もあるので,都合がよかったのか(あくまでもドライバーの都合)。東南アジア最大のバタフライ・パークには用はないので,ここを出て,オーキッド・ガーデンに向かおうとしたが,詳細な地図がなく(日本では手に入らない),どっちへ行っていいものやら。とにかくタクシーで乗ってきた方向にはオーキッド・ガーデンはなかったので,逆方向に出発した。最初は上りで,やがて交差点に来たので,なんとなく勘で左方向へ曲がった。左側にはバード・パークがあり,熱帯の鳥が放し飼いにされている。遠くからでは鳥の種類はわからないが,たくさん鳥がいそうだ。鳥の鳴き声が公園内に響き渡り,ジャングル気分は高揚する。また,左右の分かれ道があり,下りになっている左を選んだ。この後は曲がりくねり,アップダウンありの道が数百メートル続き,ようやくお目当てのオーキッド・ガーデンの入口近くに来た。掃除をしているお兄さんにオーキッド・ガーデンはどこか聞いたら,もうすぐそこだ,というアクションをしたので,50mほど進むとようやく入口に着いた。オーキッドはランである。日本でも植物園内によくラン園を設けているが,すべて屋内である。堂ヶ島の「ランの里」も「伊豆洋ランパーク」も温室内だ。ここは熱帯なので,温室などいるわけもなく,自然に屋外で咲いているには当たり前だが,温室を見慣れている者にとっては感激だ。この施設は週末には1リンギッの料金がかかるので,料金徴収の窓口があるが,平日は無料なので係人もいず,勝手にスルーできる。オーキッド・ガーデン内は歩道が整備され,植物もよく手入れされている。見学時にも水をやったり,手入れをしているおばさんたちをたくさん見かけた。入ってしばらくは,シダや熱帯の木々がまわりにあり,オーキッドは見当たらないが,100mほど進んでようやく,植え込みや鉢に植えられたオーキッドが見られるようになる。時期的なこともあるだろうが,思ったよりもオーキッドの花は多くなく,ゴクラクチョウカなど他の花の方が多かったかも。奥に球根を販売するショップがあったが,検疫が面倒だし,ある程度慣れていないと育てるのは難しいので,買うことは無かった。このショップではオーキッドの育て方やアドバイスを聞くことができるらしいが,何語でしゃべるのだろうか?マレー語で話されても困るし,英語でも専門用語ではチンプンカンプンだ。そのまま遊歩道を進んでいくと,熱帯樹の並木があり,いつのまにか隣のハイビスカス・ガーデンに入っていた。【2009/9/13(日) 午前 11:59】 |
↓バード・パーク手前の案内板

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