上海といえばココ~上海9
▼東方明珠塔(ドンファンミンジューター)を中心に高層ビルが立ち並ぶ風景(写真1番目は豫園近くから見た場合,写真2番目は定番スポット)~浦東(ブートン)地区は,行ったことがなくても旅行好きの人なら一度は見たことのあるあまりにも有名な風景である。まさに上海の象徴で上海といえばここである。東方明珠塔はアジア一高いテレビ塔で(263mと350mのところに展望台がある。東京タワーのてっぺんの高さは333mなので,それより高いところから景色を見ることができる),とくに夜景がきれいである。右側に高く聳え立つビルは金茂大厦(ジンマオダーシャ)ビルで,上階にホテル・グランド・ハイアットが入っていて,88階に展望台がある。88階まで地下1階から約40秒で到達してしまう。ところは変わるが,台北にグランドオープンしたビル「台北101(タイペイイーリンイー)」の89階の展望台へ行くエレベーターも地上5階から37秒で到達してしまうほど,あちこちのエレベーターは高速化している。日本で東京・池袋の「サンシャイン60」が展望台まで36秒を売りものにしていた時代は遠い昔の話である。高所大好き人間には堪らない展望台のオンパレードである。
一方手前にある黄浦江は常に船が行き交っている(写真3番目)。こちら側の外灘(ワイタン)からは観光船が数多く出ていて,対岸との間を往復する渡し舟から,長江との合流地点まで行ってくるロングコースの遊覧船まである。浦東は中国の発展をコンパクトにまとめたような地区で,企業の進出が相次ぐ。浦東国際空港もこの地区にあり(といっても車で30~40かかるが),さらに拡張工事を続けている。完成して日が浅くあまり知られていないが,浦東国際空港(写真4番目)と地下鉄二号線龍陽路駅を7分20秒で結ぶ上海リニアモーターカーも見逃せない。最高速度430km/hで新幹線より速いスピードを体験できる。営業時間が8:30~17:30に限られるので,夕方以降に着くことが多い日本からの便では利用しにくいことやツアーでは使うことがないので,乗る機会は少ない。とにもかくにも上海に行けば必ず目にする光景である。【2006/4/16(日) 午前 8:56】
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