マカオのスタバ~マカオ12
▼スターバックスの出店はアジア全体に広がり,マカオでも世界遺産・セナド広場に面したポルトガル様式のビルの1階に入っていた。間口は狭く,奥に細長いフロアーで,外との壁はなくオープンだが,外の高温多湿とは打って変わって中は冷房がガンガン効いていて,店内にいると寒々としてくる。コーヒーの値段は日本並みである。ということはマカオの物価水準よりはかなり高めで,地元の人は入っていない。むしろ観光で来た欧米人や日本人が入る店である。地元の人は道路を挟んだ向かい側にある,値段の安いマクドナルドに行ってしまうようだ。マクドナルドは2階全部がイートインフロアーなので,かなりの数のイスとテーブルがあり,数十人の収容が可能である。しかし,スターバックスはイスの数が店内で16,店頭のテラスで12のみである。マカオらしいドリンクはとくにないが,マグカップなどに「マカオ」という文字が印刷されているので土産にはなるが,これもまた日本並みの値段である。スタバファンには欲しい一品かもしれないが。ケーキなどを扱っているのはスイーツ好きには有難いが,こちらも観光客価格になっているのは仕方がないのか。外は湿度が高いが,一歩店内に入ると,ガンガン冷房が効いているので,冷気が少し感じられる屋外テラスあたりが席としてはちょうどよい。【2009/6/24(水) 午後 8:10】 |
↓セナド広場から進んでいくと,左がスタバ,右がマクドで互いに向かい合っている

アメリカではスタバが下降線だ。価格設定がもともと高く,マクドなどが安いわりには味のよいコーヒーを販売し始めたので,売り上げが減り,5%の店舗を閉めることになった。アメリカのスタバの最盛期はもう10年も前であり,仕方のないことなのかもしれない。日本のスタバは,今も強気で店舗を増やし続けているが,あと数年でアメリカの二の前になることだろう。ドトールなどに比べ,完全禁煙は評価するが,価格設定がやはり割高だ。OLには人気のようだが,男性にはあまり人気が高くない。マクドのプレミアムコーヒーはドトールの半額なのに,味は同じくらいだ。物がどんどん上がる時代には,価格は下にシフトするが,売れ筋としては高級品と廉価品の両極端となり,スタバや中途半端なドトールは苦しくなるだろう。 |

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