広州のスタバ~広州15
広州アジアの国にはどこにでもあるほど大衆化したスターバックス(アメリカは最盛期を過ぎ,だんだん縮小傾向で,日本でも頭打ちになってきているが...)。中国でも海沿いはもちろんのこと,内陸の広州市にも店舗を構えていた。スタバがあるのは,旧租界の沙面地区のほぼ中央で,かつてはイギリスかフランスの商社などが使っていた洋館をまるごと借りきって営業していた。こんな素敵なスタバは世界でもここだけだろう。館内はすべてソファーといった贅沢な造りで,屋外のベランダにも白いイスとテーブルが配置されていた。この日は気温こそ30℃あるかどうかだったが,湿度は90%以上で,汗がひかない日なので,外でコーヒーを飲むなどということは,少しも涼みにならない。その中でもスタバの外のベランダでコーヒーを飲んでいる地元の若者がいた。さすが,暑さには慣れているのだろう。暑さに弱い人間は冷房の効いた店内の窓際でのんびりとコーヒーを飲むのに限る。しかし,店内には暖炉のオブジェがあり,いくら偽者でも真夏には見ているだけでも暑苦しい。【2009/6/3(水) 午後 8:34】 |
↓外観が素晴らしい洋館のスタバ

値段は日本と同じくらいということは,こちらの物価で考えると,麺の値段の3~5倍はするということになり,この店で悠長にコーヒーを飲んでいる中国人はめったにいない。店内の客のほとんどが欧米人だった。沙面という,外国からの観光客のわりあい多い場所に立地し,値段設定も高いので,ずばりターゲットは外国人である。広州の繁華街にスタバができるのは,今の値段設定では厳しい。よほど金に余裕のある人間でなければ無理である。日本で換算すると,ラーメン1杯を700円とすると,その3~5倍だから,コーヒー1杯2000円以上することになる。 |
↓やはり欧米人が似合う

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