中央道ドライブ4
▼2日目は,朝から蓼科ピラタスロープウェイで,高山植物の咲く縞枯山を目指そうとしたが,ロープウェイの中腹から上が濃い霧のため,急遽中止した(ロープウェイは順調に動いていた)。そこで,メルヘン街道と呼ばれている国道299号を北東に向かい,麦草峠を越えることにした。「メルヘン」というわりには,まわりは木立や草わらばかりで,メルヘンチックな店もオブジェも何一つない。走ること40分で,麦草峠に着いた。茅野市と佐久穂町との間にある峠だが,どちらも長野県に属している。東京は35℃近い気温らしいが,峠の上では20℃くらいしかなく,ひんやりと涼しい。ヒュッテもあり,宿泊が可能だ。茅野駅前からここまでバスが来ているのが不思議なほど,人里から遠く,また海抜が高い。【2008/8/23(土) 午後 7:11】 |
麦草峠の看板

ちょっと小休止し,峠を越え5分ほど走ると,白駒の池の駐車場だ。峠のあたりは人もまばらだったが,ここはやけに人が多い。駐車場から白駒の池までは徒歩15~20分ほど。起伏が多少あり,足場もあまりよくないので,ハイヒールなどはとんでもない。森に入ると,コケに覆われた地面と巨木が続き,じめじめしている。実は白駒の池のほとりには宿泊施設があるのだが,そこまで車は入れないので,物資は駐車場から人海戦術で運んでいる(重い荷物を運ぶ人を見かけた)。それもあって,ぼろぼろの宿泊施設が素泊まり5000円ほどもするのだ。池までの中間地点に十字路があった。右側に進むと,先ほどの麦草峠,左に進むと白駒の池の北側に通じる。観光客は迷わずまっすぐ進む。やがて下りになり,白駒の池の西側のほとりに着いた。ここがこの池のもっとも賑やかな場所である。といっても敷地があまりないので,100人ほどでいっぱいになるほどだ。白駒の池は蓼科湖とは違い,自然にできた池で,日本で海抜2000m以上にある池としては最大である。こんな自然豊かな池になぜかボート乗り場があり,乗ることも可能だ。 |
白駒の池の入口(すぐ手前に駐車場がある)

ここから駐車場まで,来た道を戻らなければならない。ここから先はひたすら。下り道である。途中でメルヘン街道と分かれ,東へ進路を変える。見晴らしのよい場所に出たので,シャッターを押す。ここは「小海リエックスリゾート」を見下ろす場所だ。すぐそばにスキーのリフトがあり,遠くにはゴルフ場も見える。いつしか小海町に入っていた。 |
「小海リエックスリゾート」と群馬県境の山々の眺望(クリックで拡大!)

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