07 /09
2008
中国の朝は太極拳に始まり,さぞかし早そうだが,それはお年寄りの話で,一般の会社員は日本と出勤時刻はあまり変わらない。むしろ遅いかもしれない。午前8時半ごろの郊外の朝は出勤時間帯だが,バスはともかく,自転車やバイク,徒歩などあらゆる手段を使っての通勤であるが,いたってのんびりした足の運びだ。商売人でもない限り,あせってもしょうがないといった感じだ。道路は車が増え,ちょっとした郊外でも少し渋滞している。【2008/7/9(水) 午後 3:39】 |
↓上海の冬の朝

その出勤風景を見ながら歩いていると,ふとレストランの看板が目に入った。色調が赤で,絵自体は現代的だが,ひと昔前の人民公社時代の絵を見ているようだ。中国らしいといったらそれまでだが。郊外から都心部に移動しても,午前9時前では店は開いていない。気温はようやくプラスになったくらいで,日陰は凍るほど寒い。それでも,朝日の中を仕事に向かう人で,通りから人が途切れることはない。上海は中国一発展を遂げている都会だが,それはほんの一部分で,それ以外は商店街と住宅街が混在した地域が何十kmも広がっているといった方がよい。寒い中でも皆エネルギッシュで,冷たい大気がその熱で気温が上がってきているのでないかと思った。 |

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コメント
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2008-07-14 15:29 har*h*rubo*u URL 編集
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2008-07-15 21:31 yukky URL 編集