屋台に行こう!~ソウル92
▼立ち食いだけの屋台に対して,座って食べる屋台もソウルには存在する。テーブル完備なので屋台の域を少し超えているが,地面はアスファルトというインスタント設計なのでやはり屋台と呼びたい。南大門市場あたりはふっかけられるという話もきくが,東大門運動場付近の屋台は,日本人にとって写真入りメニューもあるのでわかりやすく,料金も比較的良心的である。テント式になっていて冷房はもちろんないものの,扇風機はテント内に数箇所ついている。夏でも日が暮れるとソウルは案外涼しいので,さらに扇風機もあると屋台内(テントの中)は意外と快適である。冬は半透明テントで密閉され,外気が入らないよう工夫されている。【2008/3/20(木)午前9:53】 |
↓東大門運動場付近の屋台

注文は壁に貼ってある料理でも,備え付けのメニュー表に載っている料理でも指差しで簡単にできる。テント内には手洗い・調理兼用の流し台,冷蔵庫,テレビ,手拭用のトイレットペーパーなどが備わっている。値段は1品3000ウォンくらいから。リーズナブルのわりに思ったよりも量があるので,一人は避けた方がよい。たとえ二品程度でもとても一人で食べきれたものではない。何人かで行ってシェアするのが賢い方法である。座席につき,韓国人ならいきなり瓶のチャミスル(韓国焼酎)で1杯となるが,ここで酔っては夜の街歩きに耐えられないので,アルコール分の軽いビールを飲むことにした。 |
↓写真付きメニュー

着席すると,「お通し」としてスープが出てきた(無料)。豚肉が入っているがさっぱりした味だ。最初の注文は今まで食べてこなかった「スンデ」。「スンデ」は豚の血を固め腸詰したものだ。最近の若者はあまり食べなくなったということだが,年配者には好きな人が多いらしい。個人的には二度と食べたくはないが,こんなに大量に出てきて処理に困った。次に大好きな「チヂミ」と「豚肉の野菜炒め」を注文し,ビールにソフトドリンクと併せて日本円で15000ウォン程度だった。現在(2019年)は円安・ウォン高で3割ほど高いはずだ。 |
↓「お通し」のスープ

ソウル観光にはぜひ一度は立ち寄ってみたいテント型屋台だ。ここだけでなく,ソウルにはこの手の店があちこちにあるので,思いたったらすぐにでも飛び込もう。 |

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