一万軒の巨大市場3 一般店舗市場>南西部から中央部~ソウル87
▼一般店舗市場の中心に入ってくると,日本人を意識した店が多くなってくる。日本語が看板や窓ガラスに書かれ,「安さ」や「品質」などを強調している。とくにメインストリートでは,日本人がよく購入する高麗人参やメガネの店がやたらに目立つ。ここで売っている高麗人参は,たいがい東部の薬涼市場からの仕入れなので,価格が上乗せになっていて,安さを強調しているわりには安くはない。安い高麗人参を買おうと思ったら,薬涼市場に行くのが一番だ。メガネは30000Wからあるが,円安となった今は日本の格安メガネと値段の差はない。しかし,10分足らずで作ってしまう速さには日本は完敗である。メガネが必要な人はここで作っても損はない。日本語が書かれた店では日本語が通じるので,ハングルがまったくだめでも失敗のないちゃんとした買物ができる。【2007/12/2(日)午前10:14】 |
↓高麗人参やメガネを売る日本人向けの店舗

この辺りはけっして日本人観光客向けの店が並んでいるわけではない。韓国人向けの雑貨や食品も売られている。石で作られたビビンパプの容器や焼肉用の鍋など,日本の一般の店では,なかなかお目にかからないものを見ることもできる。また,道路上では店舗を持たないアジュンマが店開きをしている。エゴマの葉や青トウガラシなどの野菜を売っている。エゴマの葉は,焼肉と一緒に巻いて食べる薬味のような野菜で,苦味があるので,けっして美味しいものではないが,体にはよさそうだ。青トウガラシには,辛いものと辛くないものがあるが,見分けはつかない。かといって日本語が通じないので,辛くないものを買うのは生易しいことではない。東京・新宿の韓国広場にも両方の青トウガラシが売られているが,「辛くない」と書かれた青トウガラシを買ってきても,たまに辛いものが混じっていて(5~6本に一本くらい),舌が数分麻痺してしまうことはよくあることだ。未経験の人にはぜひ青トウガラシにサムジャン(味噌)をつけて生で食べてもらいたい。食卓でスリルが味わえる! |
↓ビビンパプの容器や焼肉用の鍋

- 関連記事
-
-
屋台に行こう!~ソウル92 2008/03/20
-
南大門が全焼!~ソウル91 2008/02/11
-
一万軒の巨大市場6 ビル市場2~ソウル90 2008/01/18
-
一万軒の巨大市場5 ビル市場1~ソウル89 2008/01/16
-
一万軒の巨大市場4 一般店舗市場>南部・裏通り~ソウル88 2007/12/09
-
一万軒の巨大市場3 一般店舗市場>南西部から中央部~ソウル87 2007/12/02
-
一万軒の巨大市場2 一般店舗市場>北西部~ソウル86 2007/11/25
-
一万軒の巨大市場1~ソウル85 2007/11/17
-
安く化粧品を買うなら南大門?~ソウル84 2007/09/10
-
南山に登ろう4~ソウル83 2007/09/01
-
南山に登ろう3~ソウル82 2007/08/31
-
Last Modified :