一万軒の巨大市場2 一般店舗市場>北西部~ソウル86
▼南大門市場は一般店舗市場とビル市場の二本立て。一般店舗市場は西半分(ソウル駅寄り)に固まっており,雑貨・食料・青果・鮮魚などが多い。それに対してビル市場はC館,D館などと分かれ,東側(新世界百貨店〔シンセゲペッカジョム〕・明洞寄り)に固まっている。ビル市場には衣料品をはじめ,日用品や寝具,雑貨,花などもある。もちろん道路上に建っている露店系はいたるところにある。今回は一般店舗市場のうち北西部を紹介する。南大門口から入ると,雑貨や食料品(青果除く)の店が並んでいる。この辺りは,韓国人専用に近い区域で,日本人観光客がわざわざ買っていくようなものはほとんど売られていないが,値段は安いので,長期滞在の日本人には必要な地区ともいえる。道の両側に店舗があり,道の真ん中などに屋台(ワゴン)がある。ワゴン品はかなり安いといえるが,交渉またはまとめ買いでさらに安くなるので,くつ下1足1000Wが20~30%引きにはなるだろう(写真1番目)。別のワゴンでは雑貨に混じってタコが売られていた(写真2番目)。これは旅行には最適のグッズで肩や首など凝ったところを押す指圧道具である。指圧となる足が8本もあるので広範囲にわたって心地いい。1個1000Wくらいである。【2007/11/25(日)午後6:09】 |
↓ワゴンのくつ下

日本の製品も売られているが,店によっては食料品と雑貨がゴチャゴチャに並べられているところもある(写真3番目)。カップ麺は韓国オリジナルもあるが,日本からの輸入品がそのまま売られている(写真4番目)。値段は日本より高くなってしまうので,あまり買う人はいないのではないかと思う。むしろ日本人が夜食に買い求めていくのではなかろうか。食料品は豊富で,ある店では店頭にずらっと並べられていて,どこからどういう風に手に取ったらよいか迷ってしまう(写真5番目)。 |
↓日本からの輸入品

西部地区の通りは圧倒的に韓国人が多い。日本人観光客が泊まっている明洞地区は東側なので,あまりここまでは来ないようだ。子どもの水着が店先にぶらさげてあった。どう見ても著作権侵害だろうが,南大門市場では常識である。一方韓国のオリジナルキャラクーらしきものもある。とにかく韓国らしさを味わうにはもってこいの場所だ。東部ばかりでなく,西部に足を踏み入れなくては面白くない。 |
↓西部地区

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