快適・台北のMRT~台北73
▼MRTは「Mass Rapis Transit」の略である。漢字の通称は「捷運」という。都心部は地下を走っているので,地下鉄という認識があるが,地下鉄とはいわない。支線も含めると7線あり,現在も新規or延長工事中で,あと5~6年もすれば,現在の倍近い路線網になるということだ。【2007/8/7(火) 午後 8:43】 |
↓車内の様子

電車内は喫煙だけでなく一切の飲食(ミネラルウォーターやガムも)が禁止である。見つかると1500元の罰金である。日本では,都心の電車内で食べている人間を見かけるが,台湾や韓国ではこと飲食に関しては厳しい。それに対して携帯電話に関しては,どちらの国も寛容で,全くの規制がなく話し放題である(下写真・・・携帯電話で話し中,バックには「飲食禁止」のプレートが)。携帯会社が競って,トンネル内にアンテナを張り巡らせた結果であるが,車内であちこち電話で話す声を聞いてもそれほど不快にはならない。それほどギュウギュウに混まないからかもしれないし,郷に入れば郷に従え,で慣れてくるとどうということはない。ここで気づいたのだが,車両の音が日本よりも静かなので,電話で話すことができるのだが,日本では地下鉄の車両の音がうるさくて,聞き取れないだろう。車内の防音などがしっかりしているようだ。 |

MRTの駅は全体にホームが広く,ほとんどの駅が吹き抜けになっているので,たいへん開放的で,圧迫感がない(下写真2枚・・・淡水線・台大醫院駅,板南線・國父記念館駅)。建設がわりと新しいからだろうが,快適な乗り物である。東京●トロの●の内線のホームなどは天井が低いので,圧迫感があり,いつくずれ落ちてきてもおかしくないと思う。●営地下鉄の大●戸線は車両が小さく子どもの電車だ。日本の地下鉄ホームはパリの地下鉄のように古びた風景がオシャレに見えわけでもないし,電車だけ新しくしてもどうかと思う。入口は日本同様,雨の流入を防ぐため,歩道から階段で数段上がってから下っていく造りとなっている。 |
↓淡水線・台大醫院駅

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