サービス満点の地下鉄~ソウル11 - Yukky's ワールドウォッチング
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サービス満点の地下鉄~ソウル11

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ソウルには地下鉄が10路線ある(仁川1号線も含めると)。経営母体が3種類あり,ソウル市(公社)や国鉄などが関与している。1号線だけ日本と同じ左側通行で,それ以外は右側通行である。ソウルの地下鉄と日本の地下鉄の大きな違いは,携帯電話の使用の有無である。韓国では車内での使用を禁止してはいない。アンテナもトンネル内にくまなく張り巡らされていて,何人もの人間が走行中に携帯電話を使用している。車内は騒音が大きいので,皆比較的大声で会話をしている。韓国の携帯は日本より進んでいる。800万画素カメラのついたものや地上デジタル放送が受信できる携帯は2003年にすでに実用化されている。携帯所持率は日本を上回りIT大国の名に恥じていない。地下鉄の車両によっては,広告を流すディスプレイがついている電車がある。日本でも東京の山手線ではドアの上にディスプレイがあり音無しの映像が流れているが,韓国の地下鉄の車内では,ほぼ中央の天井に四画面(真下から見るとダイヤモンド形のそれぞれの辺に画面がある)あり,やや下向きに設置されている。つまり座っていても立っていても見える微妙な角度である。さらに音声がついていて,よく聞き取れはしないのだが,目と耳で認識できるので非常にわかりやすい。以前,韓国では地下鉄火災で多くの人が犠牲になった影響で,座席は金属になり冬は座ると冷たく,硬さがあるので長い時間座っているのは厳しい。駅にはナンバーが記されている。ハングルとローマ字と最近では漢字の表記に加え,駅ごとにナンバリングしている。東京の地下鉄もナンバリングをしているが,アルファベットが必ずしも線名の頭文字ではないのでわかりにくい。韓国では3けた数字で。1号線であれば100番台で表している。写真1番目は地上入口,写真2番目はホームに通じる地下コンコース,写真3番目は地下鉄の車両。尚,軍事上地下での撮影は禁じられている。【2006/4/15(土)午前10:58】

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