地元民御用達の市場~東山水市場2~台北71
▼この市場も地元民のための市場であり,観光客が来ることを考えて商品ぞろえなどをしているわけではないので,売っている物が庶民的で洗練されてはいないが,その分値段などに反映しているものと思われる。相変わらず肉の加工をする店が多く,今度はブタの足を扱っている店の前を通った。おばさんが手馴れた包丁さばきで,ブタの足を商品らしくしている。おもむろにこんなことを通り沿いで行っていると少しコワい気がする。【2007/7/11(水) 午前 9:37】 |
↓豚足を処理するおばさん

次は魚屋である。日本と雰囲気が違うような気がする。店主も存在せず,うす暗い空間に魚がただ置かれている。トレーにのっているのは同じだが,いままで見てきた肉同様,冷蔵室に入っているわけではなし,氷もないのですぐに気温が上昇し,腐ってしまうのでは?という不安もあるが,その前に売れてしまうのかも。 |
↓魚屋

中華圏といえば「ちまき」である。それを専門に売る店も台湾には存在する。食べるとはいってもそんなに需要があるのかと思うが,おじさんが店内で仕込みをしていた。この市場はその場で加工,調理し,その場で売る,つまり工場直売の店がほとんどである。ただ単に売るだけというのは市場とはいえないらしい。 |
↓仕込み中

市場内を歩いているとときどきタイムサービスがあり,たまたまそこを通った人だけが徳をする催しも行われているが,午前中ゆえかそれほどの混雑もなく,タイムサービスがあっても押すな押すなの人だかりまではいっていない(写真4番目)。台湾では100元セールが多い。ちょうどの数字だからだろうが,衣類や履物はだいたいセールといえば100元である。台湾に行く人はこの数字は目安になると思う。ただし,稀に粗悪品もあるのでよく見てから買うべし。ここも夕方からは混雑になると予想される。 |
↓衣料のタイムセール

市場の裏通りを垣間見ると,どこか日本の風景にも近い。二輪車が停められ,外で食事をする人など,下町の小路を見ているかのようだ。上を見ると中層ビルの窓だけが見えるが,台湾では上の階でも窓の外に金網を張る習慣がある。防犯のためだとすると,かなり用心深いことになる。地元民御用達の市場は観光コースを離れ,異文化理解にはたいへん役に立つし,観光に飽きたら絶対にここだ! |

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