竹富島を訪ねて1~竹富島1
▼竹富町の役場はなぜか石垣島の石垣市内にある。東京都庁が横浜市にあるような感覚である。竹富島は石垣港から船で10分くらいのところに位置している。竹富町には竹富島以外にも西表島・波照間島・黒島などを含んでいる。石垣島・竹富島間の定期船は午後6時くらいに運航を終わってしまうので,それ以降は竹富島の出入りはできなくなる(漁船でもチャーターすれば別だが)。午後6時を過ぎてしまったら竹富島に泊まるしかない。宿泊施設は12~13軒しかない。竹富島は周囲数kmの小さな島で,人口も300人台であるが,このところ人口が増え出産ラッシュになっていると聞く。家々は伝統的な建築で,街並み保存がなされている。道路には白砂を撒き,中心部への車の乗り入れを禁止している。白砂は自然に道路にあったものではなく,西部の海岸から運び,各家庭で撒いているが,島が東高西低なのでせっかく撒いても,砂が西に移動していってしまうので,繰り返し撒いて美観を保っている。沖縄といえば屋根や門の上に載っているシーサーがトレードマークだが,魔除けや守り神といった意味があり,大陸の影響を大きく受けている。街の中に車が入れないため観光用に水牛がひく車がある。港と街(1kmほど)を結び,街中をゆっくりとまわってくれる。この牛車も観光シーズンともなれば観光客でいっぱいになるが,この写真を撮った12月下旬ではやや淋しい。それでも気温は20度を超していた。【2007/3/21(水) 午後 5:42】 |
↓石垣港

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