九份日帰りトリップ・映画になった町~新北5
新北侯孝賢(ホ・シャオシェン)監督,梁朝偉 (トニー・レオン)などが出演した映画『悲情城市』が作られたのは,1989年である。この映画は日本統治時代後の1945~1949年までの中国大陸から移住してきた外省人と内省人の緊張を描いている。1989年当時,この九ふんの街はすでに斜陽であったが,まだ映画館などは営業していた。その映画館も今は閉館してしまい,建物だけは残されている(現在は整備され映画の上映も行われている)。「昇平戯院」という映画館で1986年まで営業していたということだ。『恋恋風塵』という侯孝賢監督作品の看板が今も掲げられているが,内部は崩壊している(写真2~3番目)。この映画で使われた店『悲情城市』は今も営業している(写真4番目)。調度品は日本統治時代のものを使い,2階のレストランは台湾家庭料理が評判である(写真5番目)。基山街と豎崎路の交差点から石段を少し下ったところにある。まさに絵になる風景で,このレトロな構図は台湾キャンペーンやお茶のCMなどにも使われている。日本人を始め,映画を見た人もたくさん訪れている。【2007/1/13(土) 午後 1:37】 |
↓当時の映画館跡

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2007-01-13 14:37 - URL 編集
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2007-01-14 08:20 yukky URL 編集
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2007-01-14 19:37 - URL 編集
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2007-01-14 21:34 yukky URL 編集
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2007-02-04 20:52 カエデ シロップ URL 編集
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2007-05-26 23:47 shin URL 編集