半日ワット観光~バンコク1
▼ゾウが街なかにいても不思議でない国・タイ。実際はバンコクあたりでは交通渋滞がひどいこともあり,ゾウを街なかに連れてくることは違反らしい。タイにはお寺が多い。敬虔な仏教徒が多いのだから当然であるが,旅行業者の1日や半日のツアーに参加すると,寺を延々とまわる。バンコクの場合ならワット・アルン,ワット・ポー,ワット・プラケオは必須で,きらびやかな仏塔や仏像は最初は面白いがだんだん飽きてくる。
ワット・アルンは三島由紀夫の「暁の寺」に出てくる寺で,仏塔がとにかくきれいである(写真1番目)。船着場(ツアーではチャオプラヤ川を船で横断する)から寺に入る手前で顔をはめて背景の仏塔といっしょに写せるポイントがあるが,ここは有料なので気をつけたい。ワット・ポーは仏像が横たわっていることで有名な寺(写真2番目)で,仏像の足の裏を見ることができる。見てどうということはない。金色のつやつやした面である。タイ式マッサージの訓練所があるので,境内で簡単なマッサージを受けることができる(30分180B~)。ワット・プラケオは別名エメラルド寺院といい,王朝の守護寺・護国寺になっている(写真3番目)。エメラルド色に輝く仏像が祭られている。写真撮影はダメといわれても,一段下の外から望遠を使えば写すことは可能である。とにかく小さいのでがっかりするかもしれない(本尊は高さ66cm)。この寺には露出の大きな服装では入れない。入口で覆い隠すものを貸してくれる。靴もヒールなどはご法度なので,寺に入るときはとにかく気をつけたい。
この3つの寺は,バンコクを訪れたら,ツアーでなくても話のタネには行っておいたほうがよいだろう。とくにワット・プラケオは境内が広く,怖い顔の魔除けの鬼の像(写真4番目)が何体も並んでいる。怖いのだが,よーく見ていると何となくユーモラスでぜひ一緒に写真を撮っておこう。ワット・プラケオの隣には,王宮があるが,現在の国王・ラーマ9世は,住まいを移しているので,専ら儀式や祭典の場として使われている。【2006/4/10(月) 午後 10:25】
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