九份日帰りトリップ・自強号に乗って~新北1
▼『悲情城市』の舞台となった傾斜地の町・九份へは,台北からは台鉄の誇る最優等列車「自強号」が便利(全席指定)。広めのリクライニング車で瑞芳まで40分くらいだが,料金が何と80元。台湾には特急・急行などの区別はなく,指定席料金もない。速度によって料金が異なる。日本のように停車駅の多い少ないではないので,合理的である。またグリーン車なる特別車両もないので,キップを買うのは割と易しい。漢字が通用するので筆談で事足りる。キップを買うとまず驚くのは,隣同士でも座席番号がとぶことである。日本では二人並ぶと座席番号はA・B席やC・D席などとなるが,同じ席が台湾ではA・C席あるいはB・D席となる。日本のA席は台湾でもA席と同じ位置だが,日本のB席は台湾ではC席の位置になり,日本のC席は台湾ではD席,日本のD席は台湾ではB席となる(数字表記もあるので,例えば窓側の49番席の隣は51番席。通路を挟んだ反対側の窓側は50番席で,隣は52番席となる)。わかったであろうか?図に描けばわかると思うが。窓側から優先して記号や番号を配置するのが台湾流なのだ。AとC,BとDが隣同士となる。【2007/1/4(木) 午後 1:35】 |
↓瑞芳までは80元

台北を出て列車は東へ進む。隣の松山までは地下を走り,そのあとは地上を走る。松山から先の駅は,南港,汐止,五堵,七堵,八堵,瑞芳の順であるが,乗車した自強号は快速ではなかったが,松山,八堵だけの停車である。車窓は松山~南港くらいまでは,まだ台北市内なので,建物も多く込み合っている感じだが,五堵~七堵辺りは山の中腹に高層マンションの見える割とゆったりした景色になってきた。八堵辺りは,駅近辺にマンションが立ち並び,台北郊外の様相である。そうこうしているうちに瑞芳に到着する。 |
↓松山を過ぎた辺り

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