ロシア語とハングルが同居~プサン1
▼プサンは人口約370万人,横浜よりも大きな韓国第二の都市である。貿易や水産物の水揚げが多い港町なので,プサンに降り立ったときから内陸のソウルとはまったく違った感じがする。平地が少なく,坂が多いので,神戸や長崎に似た雰囲気である。成田などからは直行便があるが,福岡から高速フェリーが出ているので,九州の人たちは気軽に行くことができる。港町ゆえ外国船の入港が多いので,ざまざまな国から船員が上陸する。その中でも海を隔ててすぐ近くにあるロシアからの入港は多く,ロシア人相手の商売をする店が一箇所に集まった街も形成されるようになった。ロシア語とハングルが同居するこの街は,プサン駅西口を降り,大きな通りを渡った辺りにある。もともとこの辺りは安い旅館が集中している街で,市場もあり,駅も近く,便利な環境だった。その近くの150mほどの通りに,ロシアから流れてきた品物を売る店やロシア料理店,両替屋などが並んでいる。時折,ロシア人らしき人々も見かけるが,日中はひっそりしていて,看板を見なければロシア街という感じはしない。真夏なのにロシア古着のコートが売られていたり,ハングル・ロシア語看板同居のカラオケ店(ちなみにKARAOKEは世界共通語)があったりして面白い。【2006/12/9(土)午前9:41】 |
↓プサンのロシアタウン

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