フィジーの移動手段はタクシーが現実的~ナンディ2
▼フィジーには人を運ぶ鉄道がないため(サトウキビはある),移動交通手段はタクシーとバスにほぼ限られる。車は左側通行(かつてイギリス領)ゆえ,レンタカーという手段もあるが,けっして安くはなく,国際免許が必要なので,数日の観光では止めた方が無難だ。タクシーはナンディ・タウンでは簡単に拾えるし,歩いていると頻繁に声を掛けられるほど台数は多い。郊外でも,ホテルが何軒か並んでいる地区ではタクシーが待機していることも多いが,ホテルで呼んでもらった方が確実だ。【2023/9/21(木) 午前 5:00】 |
↓タクシー移動が現実的

「地球の歩き方(コロナ以後フィジーは発売されていない)」には,フィジーのタクシーはメーター制と交渉性が混在しているという書き方をしているが,実際(2023年)は交渉性がほとんどだ。ただし,同じ区間乗っても,タクシー間の料金の差は少なく,料金自体も妥当と言える。さらに言えば,ぼったくりは少ないと言われているが,乗る前にきちんと交渉をして,料金をはっきりさせるに越したことはない。タクシーの運転手はたいていフレンドリーで,よく話しかけてくる(もちろん英語)。「どこから来たか」「いつ帰るのか」「今日はこの後(タクシーを降りた後)どこに行くのか」など,次の仕事につなげようとする営業トークが多い。時々,主要観光地のパンフレットを見せ,「ここに行かないか」等と言ってくることもあるが,きっぱり断ればそこで話は途切れる。もちろん,チャーター利用されることは大歓迎のようなので,使ってみるのもよいかもしれない。タクシーの車両は日本の中古車が多く,冷房自体があるのかないのか,あっても使っていないのかわからないが,ともかく使用していないので窓は開けっぱなしだ。日本から運ばれてきた時にすでにカーナビが設置されていた車両では,乗車中に時々日本語の案内が聞こえてくることがあるが,ドライバーにその日本語は理解不能で,単なるBGMになっている。ちなみに2023年現在,フィジーのタクシー料金(ナンディ地区)は4~5km乗って12~15フィジードルである。円安が進んでいても日本の料金よりはやや安い。 |
一方,路線バスは路線数や本数があまりなく,沿線に宿泊すれば利用することも可能だが,あまり実用的ではない。フィジーのバスの車両は若干古いものもあるが,比較的新しいものが多く,安い運賃なので,バックパッカーや長期滞在の若者には人気があるようだ。ただし,走行中ドアは開けっ放し,冷房は完備されていないため,窓はなかったり,あっても全開してある。ナンディ・タウンを中心に路線網が延びているため,郊外同士を結ぶバスはなく,その場合はやはりタクシーに頼らざるを得ない。 |
ランキング参加中!よろしかったら下記をクリックください! |
にほんブログ村 海外旅行ブログへ(文字をクリック) |
- 関連記事
-
-
フィジーの移動手段はタクシーが現実的~ナンディ2 2023/09/21
-
「チキン・エクスプレス」はナンディ・タウンでほぼ唯一のファーストフード店~ナンディ1 2023/09/20
-
Last Modified :
カテゴリ:[ナンディ]