「石炭の歴史村」を訪ねて・後編(2018年リニューアル前)~道央33
▼模擬坑道に入って最初のうちは単なる展示といった趣きだったが,奥に進んでいくと,模擬坑道が本物の坑道らしくなり,掘削する機械がたくさん置かれ,蝋人形ともに本格的な掘削シーンが出来上がっていた。とくに坑内員の蝋人形は,辛い作業を極力表現しようとしたのだろう。「辛い」を通り越し「怖い」表情になってしまっていて,照明がもっと暗ければお化け屋敷でも通用しそうな出来栄えになっていた。坑道の最後に地上までの長い階段があり,上り詰めるとようやく屋外に出た。【2023/9/1(金) 午前 5:00】 |
↓坑道をさらに進む

石炭博物館に戻り,炭住(炭鉱住宅)生活の展示を見ることにした。炭住は全国の炭田にあった長屋住宅だ。今でいうと社宅のようなもので,炭鉱労働者と家族がお互いに助け合いながら生活する共同社会になっていた。近所同士の助け合いが基本となっており,家族単位で部屋は別々でも,ほとんどプライベートはなかったのではないだろうか。最後に展示してあったヒグマの剥製はこの辺り(夕張)に住む獣として展示されている。ヒグマは現在も北海道では頻繁に市街地に現れ,被害が出ている。 |
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