新地中華街から350mほど離れたオランダ坂を見に行った。長崎の人には悪いが,札幌時計台,はりまや橋(高知市)とともに,「日本三大がっかり」に数えられる観光地の一つだ。坂は途中から分岐し,南側の本坂は約250m,途中から分かれる北側の坂は約120mの長さがある。幕末からの歴史的な見どころがある界隈なので,歴史好きには興味ある坂である。坂を上り始めるとすぐ「湊会所跡」がある。長崎税関の前身だった建物だ。分かれ道の左側にある「東山手甲十三番館」は旧フランス領事館だった建物だ。坂の上の活水女子大(旧活水女学校)も歴史がある。見どころはそこそこあるのに,「がっかり」というのはどうかと思う。【2023/2/12(日) 午前 7:00】 |
↓オランダ坂下

坂の上の洋館は活水女子大校舎

↓幅は広くないのに対面通行

↓坂を上り始める

↓「湊会所跡」の碑

↓オランダ坂の分岐点

↓オランダ坂と活水女学校の解説

↓オランダ坂の中腹(この先150mほどで南側の坂は終わる)

↓「東山手甲十三番館」

↓「東山手甲十三番館」と北側のオランダ坂

オランダ坂下には,どこか異国情緒漂うオランダ通りがある。オランダ坂に近いこの通りに,「長崎元亀堂本舗(大浦店)」という長崎カステラを作っている店があった。店頭に置かれたカステラの切端に惹かれたが,東京に持ち帰る間に潰れてしまう懸念があったので,箱入りの方の正規品を買った。次に出島見学に向かうため,長崎みなとメディカルセンターの前を通ったら,「鉄道発祥の地碑」があった。鉄道発祥といえば,誰でも1872年の新橋・横浜間を思い浮かべるが,それは商用ベースの話であって,とにかく蒸気機関車が日本で初めて走ったのは,長崎で,1865年のことだった。あのグラバー(イギリス人貿易商)が試走させたのだ。出島の手前で,年季の入った建物があった。意外と新しく?昭和40(1965)年建築ということだった。 |
↓オランダ坂下のオランダ通り

↓長崎元亀堂本舗大浦店

↓鉄道発祥の地碑

↓出島の手前にあった長崎県印刷会館の建物

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