「旧北海道庁函館支庁舎」を後にして,すぐ下にある元町公園を通り抜け,基坂を下り, 市電通りをベイエリアに向かうことにした。元町公園には興味深いものがたくさんある。この日元町公園は雪に覆われ,訪れる人もいなかったが,代表的な観光ルートの一つである。園内の建物としては,「旧北海道庁函館支庁舎」と「旧開拓使函館支庁書籍庫」があり,旧跡としては「旧箱館奉行所(跡)」がある。幕末から歴史がある場所だ。「旧箱館奉行所」は現在五稜郭公園内に復元されているので見学が可能だ。さらに第二次世界大戦期のアンネ・フランクゆかりのバラも植えられている。咲くのは5~6月なので花を拝めなくて残念だ。【2022/2/23(水) 午前 7:00】
↓元町公園にある「旧北海道庁函館支庁舎」
↓左の建物は「旧開拓使函館支庁書籍庫」(「旧北海道庁函館支庁舎」の後方は「旧函館区公会堂」)
↓人のいない元町公園
↓元町公園内にあるアンネ・フランクゆかりのバラ
↓かつて元町公園の場所に合った「旧箱館奉行所(跡)」→五稜郭公園内に復元済
その先の基坂を下る。一部舗道にロードヒーティングが施されているとはいえ,それがない場所では滑るので危険な坂道だ。途中に「ペリー広場」と「ペリーの像」がある。ペリーは1853年に神奈川県の浦賀に来航し,翌年(1854年)日米和親条約締結のため,再度来日している。この辺りまでは歴史の教科書に書かれているが,条約締結後,開港する箱館(函館)の下見(測量)のため,4月に訪れているのだ。
↓基坂途中にある「ペリー広場」
↓広場にある「ペリー提督来航記念碑」→「ペリーは箱館に寄っていた(道南3)」参照)
↓基坂にあった「ハイカラさん」という像
↓雪の坂道を下るのは危ない
基坂を下りきると市電が走る通りに出る。この辺りから最も近い乗降場は「末広町」だ。ベイエリアに向けて市電通りを歩く。途中に日和坂,八幡坂(チャーミーグリーン坂)の下を通る。古い建物も少なくなく,開港から明治期にかけてを偲ばせる。ベイエリアに入ってまもなく伝説のカフェ「CALIFORNIA BABY」が見えてきた。GLAYのメンバー行きつけの店として,辻仁成(南果歩・中山美穂の元配偶者,ミュージシャン・作家)や,解散した「JUDY AND MARY」のYUKIゆかりの店としてもあまりにも有名である。都合により寄っている時間はなかったが,次回は入ってみたい。
↓市電の走る通りに出た
↓函館の市電(末広町乗降場)
↓日和坂の下
↓左の建物は「市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)}
↓「函館市文学館」
↓八幡坂の下
↓「CALIFORNIA BABY」
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