冬の函館紀行9~元町公園からベイエリアへ~道南13
▼「旧北海道庁函館支庁舎」を後にして,すぐ下にある元町公園を通り抜け,基坂を下り,市電通りをベイエリアに向かうことにした。元町公園には興味深いものがたくさんある。この日元町公園は雪に覆われ,訪れる人もいなかったが,代表的な観光ルートの一つである。園内の建物としては,「旧北海道庁函館支庁舎」と「旧開拓使函館支庁書籍庫」があり,旧跡としては「旧箱館奉行所(跡)」がある。幕末から歴史がある場所だ。「旧箱館奉行所」は現在五稜郭公園内に復元されているので見学が可能だ。さらに第二次世界大戦期のアンネ・フランクゆかりのバラも植えられている。咲くのは5~6月なので花を拝めなくて残念だ。【2022/2/23(水) 午前 7:00】 |
↓元町公園にある「旧北海道庁函館支庁舎」

その先の基坂を下る。一部舗道にロードヒーティングが施されているとはいえ,それがない場所では滑るので危険な坂道だ。途中に「ペリー広場」と「ペリーの像」がある。ペリーは1853年に神奈川県の浦賀に来航し,翌年(1854年)日米和親条約締結のため,再度来日している。この辺りまでは歴史の教科書に書かれているが,条約締結後,開港する箱館(函館)の下見(測量)のため,4月に訪れているのだ。 |
基坂を下りきると市電が走る通りに出る。この辺りから最も近い乗降場は「末広町」だ。ベイエリアに向けて市電通りを歩く。途中に日和坂,八幡坂(チャーミーグリーン坂)の下を通る。古い建物も少なくなく,開港から明治期にかけてを偲ばせる。ベイエリアに入ってまもなく伝説のカフェ「CALIFORNIA BABY」が見えてきた。GLAYのメンバー行きつけの店として,辻仁成(南果歩・中山美穂の元配偶者,ミュージシャン・作家)や,解散した「JUDY AND MARY」のYUKIゆかりの店としてもあまりにも有名である。都合により寄っている時間はなかったが,次回は入ってみたい。 |
- 関連記事
-
-
冬の函館紀行13(最終回)~最終日の朝食を終えて帰京~道南17 2022/03/13
-
冬の函館紀行12~「ラビスタ函館ベイ」からの冬景色~道南16 2022/03/09
-
冬の函館紀行11~「金森赤レンガ倉庫」を歩く~道南15 2022/03/01
-
冬の函館紀行10~ローカルファーストフードショップ「ラッキーピエロ」へGO!~道南14 2022/02/27
-
冬の函館紀行9~元町公園からベイエリアへ~道南13 2022/02/23
-
冬の函館紀行8~旧函館区公会堂を見学~道南12 2022/02/19
-
冬の函館紀行7~函館山の麓を散策~道南11 2022/02/17
-
冬の函館紀行6~五稜郭に面したガラス張りの建物は?~道南10 2022/02/10
-
冬の函館紀行5~雪景色の五稜郭~道南9 2022/02/09
-
冬の函館紀行4~お待ちかね「ラビスタ函館ベイ」の朝食~道南8 2022/02/08
-
冬の函館紀行3~「ラビスタ函館ベイ」に泊まってジンギスカンに舌鼓~道南7 2022/02/06
-
Last Modified :