官庁街を歩く・前編~台北194
▼台北車站(駅)から忠孝西路一段を200mほど東に進み,中山北路・中山南路との交差点の北西角に古めかしいビル「中央大樓」がある。築50年ほどの住宅兼商業ビルである。下層階には各種学校や店舗が入居している。この交差点にある中山北路や中山南路界隈が,台湾の官庁街である。日本の省庁のある霞が関は高層ビルが立ち並ぶが,この界隈は日本統治時代の建物を転用した官庁が少なくない。70~80年以上前の建物だから老朽化は進んでいるが,レンガ造りの堂々とした建物群だ。 【2022/7/7(木) 午前 5:00】 |
↓中央大樓

中山南路は6車線の広い道路だ。バイクを含め交通量は多い。2つある中央分離帯には熱帯の木々,車道と舗道の間にも木々があり,緑あふれる道路だ。中山南路の東側に官庁街となっている。 |
まずは北から監察院だ。日本統治時代の建物らしい赤レンガ造りの建物だ。日本の省庁のような警備もなく,誰でも入れそうだ。 |
次の区画に進もうと,道路の反対側の高い建物に目が向く。臺灣大學醫学院附設兒童醫院(台湾大学医学院附設児童医院[台湾大学医学部附属の子ども専門病院])だ。この辺りから台湾大学医学部関連の施設が増えてくる。 |
青島東路を渡ると,立法院がある。かつて学校だった建物を利用しているらしい。同じ敷地内には教会(台湾基督長老教会済南教会)があり,これもまた素晴らしい建築物だ。日本統治時代の建物を数多く見るには,この官庁街が適している。台北車站(駅)付近で時間が余ったら,中山南路散歩も悪くはない。 |
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