もっと閑散とした羽田空港(4月23日)
▼4月23日も,4月14日に続き,仕事のため羽田空港から飛び立ち,日帰りをしてきた。最寄駅から午前6時15分発の羽田空港行バスに乗った。14日は運休しているバスはなかったが,23日は約2割のバスが運休していた。バスに乗車したのは私一人だけで,運転手が行先のターミナルを聞いてきたので,「第2」と伝えると,「第1」はスルーして直行してくれるとのこと。専用車ならではの機転だが,バス会社があまりに可哀そうすぎる。 羽田空港第2ターミナルには午前7時15分ごろに到着した。14日も同じ時間は閑散としていたが,14日はA~Dの保安検査場がすべて開いていたのに対し,23日はCとDを閉鎖していたので,当然そちら側に人影はなし。開いているAとBも14日よりさらに人が減っているような気がした。目的地までの便は,平常時に1日6便(6往復)に対し,14日は1日4便(4往復)に減らされていたが,23日にはついに1日1便(1往復)になってしまい,日帰りするためには乗って行った便で帰ってこなければならない事態になっていた(JALも午前中に1便のみ)。搭乗便の乗客は30人ほど。14日とほぼ同じだが,14日は1日4便だったので,1日1便で30人だから激減している。JALも同様だろうから,23日に羽田空港から目的地に行く人は両社併せて60人ほどだっただろう。 目的地に着き,到着ロビーに出るといきなりの検温を受け(朝とまったく同じ平熱で無事クリア),空港で手短に支社の人と仕事をして,今乗ってきた便で羽田空港に戻ることになった。14日には営業していた搭乗口前の売店は閉まっていた。羽田空港行きだけでも1日10便以上(それも比較的大きな機材で)運行していたのが,1日2便(ANAとJAL併せて)に激減し,乗客数十人だけでは営業が成り立たないから閉めるのも当然だ。 羽田空港行きの最終便に乗り込んで(昼過ぎなのに1日1便だから最終便だ),窓から外を見ると,ANAのスタッフが「搭乗ありがとう」と見送ってくれていた。普段はまずないことなので,乗客が激減しても,乗ってくれる乗客に対しての感謝を込めているものと思われる。そうは言っても,非常時に,乗客とほぼ同じ数の総勢27名で見送ることは何とも涙ぐましい。 羽田空港に戻ってきても,空港敷地はあちこち余剰機材の駐機場になっているし,到着ロビー,バス乗り場も閑散としていて,幽霊空港状態である。これから連休だが,この状態は5月も続くと思われる。 【2020/4/23(木) 午後 9:00】 |
↓羽田空港行バスの乗客はたった一人(6:15)

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