盛夏の久米島は雨だった・後編~久米島2
▼梅雨はだいぶん前に明けている,7月20日ごろの久米島だったが,前線の影響からか雨が降り続き,初日はホテルに入ってから出かけたのは,夜になって近くの寿司屋に夕食を食べに行っただけだ。那覇からの飛行機はプロペラ機のほとんどが欠航なのに,那覇行のフェリーだけは何とか動いているらしいことはわかった。 翌日の午前中は,久米島を時計の反対回りに一周した。弱いながら雨はまだ残っていて,遠くの景色はどこも煙っていた。島の東端にある奥武島には,「バーデハウス」という,近くの海洋深層水を使った温浴施設があった。天気が悪く久米島に来ている人自体が少ないので,館内はガラガラ状態だったが,入浴する暇もなく,次に同じ奥武島にある畳石海岸へ。畳石は柱状節理が海岸に露出したもので,亀の甲羅のようにも見える。国の天然記念物に指定されている。ここから東海岸を北上する途中は,エビなどの養殖場やサトウキビ畑など,観光以外の収入を得る,島の数少ない産業地域である。島随一の絶景が見られる場所が比屋定バンタ(「バンタ」は崖のこと)だ。遠くが煙り,遠景は望めなかったが,晴れたら最高のビューポイントであろうことはわかった。あっという間の久米島滞在だが,天気のいいときにまた来るしかない。夕方に那覇に移動したら(飛行機で35分ほど)雨はすでに止み,晴れ間が広がってきていた。【2020/3/28(土) 午前 8:00】 |
↓降りしきる雨

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