旧フランス租界のランドマーク・前編~上海36
▼地鉄10・11号線交通大学駅(東京の地下鉄だと駅名に「~前」を付けるのだが,地下にある駅から見て,地上にあるものを「~前」と命名する東京の地下鉄駅名はナンセンス)を降りて地上に出ると,交差点には中高層住宅が立ち並ぶ。地鉄開通が近年なので,駅前の開発はそれほど進んでおらず,高層住宅とホテル,コンビニがあるだけで,半径100mにショップはほとんど見当たらない。舗道のリニューアルなど,駅周辺はあちこち工事中で,車道を歩かざるを得ずたいへん歩きにくい。この交差点から准海中路を北東に300mほど歩くと,ひときわ目立つ建物が拝める。その建物は,かつてのフランス租界時代に建てられた武康大楼で,今では当時の建物がなくなってきている中,ランドマーク的な存在だ。1924年に建設された8階建てのアパートで,今も現役だ(1階は店舗)。この界隈の道路には,ヨーロッパの街並みでよく見かける樹木の並木が続く。周辺の建物は比較的新しく,100年前のフランス租界時代の建物はどれだろうか,と探さなければ見つからないほどになってきている。【2019/7/13(土) 午後 4:37】 |
↓交通大学駅上の交差点

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